【台湾を知る タロコ号脱線事故の寄付金】4日間で2億台湾元!日本や国外からも寄付可能です。

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タロコ号脱線事故の寄付金、わずか4日で2億台湾元が集まる

台湾の衛生福利部(衛福部)は、4月2日に発生した台湾鉄路(台鉄)特急太魯閣(タロコ)号脱線事故について、被害者救済の寄付金を募るため、4月3日に寄付金専用口座を開設しました。

タロコ号の事故については、以下の記事をご参考ください。

驚いたのは、寄付金専用口座開設後、わずか4日で2億台湾元(約7億6千万日本円)が集まったことです。

日本の東日本大震災の際も、台湾から届けられた義援金の総額は約250億円(68億5466万台湾元※)に及びました。

※台湾外交部が発表した資料等より。①外交部や地方自治体などの政府機関のもの7億6975万台湾元、②慈善団体や機関団体が集めたもの54億3145万台湾元、③長栄集団会長・張氏や日本台湾交流協会など直接日本に届けた個人や団体のもの6億5346万台湾元の合計。

 

今回は、わずか4日で2億台湾元。また、台湾人の素晴らしさを感じる瞬間でありました。

このタロコ号の事故の寄付金は4月30日まで受け付けられる予定です。
心ばかりですが、私たちもすぐに寄付をさせて頂きました。

なお、4月7日の新聞では、鴻海精密工業より1,000万台湾元、女優の林志玲(リン・チーリン)さんの慈善団体「台北市志玲姉姉慈善基金会」より400万台湾元を寄付したと報じられています(参考:4月7日付蘋果日報)。

寄付金専用口座のご案内←日本からでも振り込み可能です

寄付金専用口座は以下となります。
海外からでも振り込み可能な銀行口座も掲載されています!

台湾衛生福利部の
寄付金専用口座はコチラ

💻 https://www.mohw.gov.tw/cp-5127-58928-1.html

ちなみに、4月9日11時時点のこの専用寄付口座は、およそ31万口、7億1998万6,643台湾元(27億7千2百万日本円!)の金額に及んでいます。

本当に残念な事故ではありましたが、その後の台湾の方たちの支え合いを知る、暖かくなるニュースでありました。

【2021年6月更新】最終的に11億1751万台湾元(42億4654万円)の寄付が集まる

6月21日までで収支計算表が作成されています。これに基づきますと、最終的に11億1751万台湾元(42億4654万円)の寄付が集まり、実際に9億3200万台湾元がご遺族や負傷者の方に支給されています。

💻衛星福利部事故専用ページ:https://www.mohw.gov.tw/lp-5127-1.html

※記事内為替レートは、3.8日本円/台湾元にて換算しています。

 

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