とにかく高い!台湾の住居費用!
台湾の不動産価格は高騰している状態が続いています。
台北の不動産価格は、東京と同じくらい、いやそれ以上とも言えます。
台湾の賃金水準を考えると、不動産価格が突出して高いと言え、最近は賃貸価格も上昇傾向になっており、社会問題ともなっています。
1元でも抑えることができないのか!?
今回、解決したいお悩みは、これに尽きます。
なかなか厳しい戦いにはなりますが、少しでも抑える方法、3つのSTEPでお教えします!
これから住居を探される方、引っ越しを考えている方にとって、必ず役に立つはずです!
家賃交渉は最後!
物件探しと内見時の対応が勝負分かれ目です!
ちなみに私は、家賃だけで言えば、1万台湾元(約4万円)以上の交渉に成功しました!
STEP1 良さそうな条件の物件を探す
最近は、建設ラッシュであり、台北、新竹、台中、高雄など、都市圏を中心に新しいマンションが建設されています。
台湾も日本と同様、建物の完成前にモデルルームにて先に販売が開始されます。
しかし、台北であっても建設後いつまでも空室となっている物件もあり、少し供給過多の状況となっているようも思います。
この結果、新築物件、中古物件、また、賃貸の物件も非常に多いです。
にも関わらず、不動産価格は下落していない、それが現状となっており、どうしていずれも高いのか、という感じではあります。
賃貸物件も人口のわりに空き物件は多い状況が続いているので、
まずはインターネットで探すことかと思います。
🔍「591房屋交易網」サイトがオススメです。
多くの物件が掲載されています。
<条件設定画面>
〜賃貸住居の用語について~
- 「整層住家」:通常の一戸貸しのマンション
- 「獨立套房」:ワンルームのマンション・アパート
- 「分租套房」:ルームシェアだが、バス・トイレは自分専用のものがある。その他、入口、リビング、キッチンなどは共有。
- 「雅房」:完全にルームシェア。バス・トイレ、入口、リビング、キッチンなど自分の部屋を除いては共有。
- 「車位」:駐車場
STEP2 大事なのは大家さんのお人柄!
家賃がリーズナブルな物件を見つけてもまだ早いです。
内見をしに行き、住居の中、生活環境を実際に目で確認することはもちろんですが、
できれば仲介会社にお願いをして大家さんに一目会っておくべきです。
住居費用が高騰していることから、強気な大家さんが多いのも事実です。
更新時に、家賃の値上げを要求されるケースも少なくありませんし、
あまりに大きな値上げを要求された結果、退去を余儀なくされた最悪のケースも聞きます。
最近では、法律の見直しによって少しずつ賃借人の保護が進んではいますが、住居費用が高く、実態が追い付いていないようにも見えます。
生活していく上でも家賃の値上げ要求を容易にされないためにも大家さんの人柄をよく見ることが重要です。
一回、二回で人柄を判断するなんて無理だよ・・・・ 確かに。
但し、このあたりは最低限ポイントになろうかと思います。
- 愛想がない
- コミュニケーションがスムーズに行かない
- 挨拶したいと行ったにも関わらず拒否される(拒否される理由にもよります)
- 内見時間を急かされる(内見時間は、しっかり確保したほうが良いです。その一方で急かしてくる大家は注意が必要と思います。)
いずれにしても、大家さんとは色々とお話、雑談をして、できるだけ人柄を見極める方が良いです。
住居付近の生活環境、以前住んでいた人はどんな人だったか、大家さんは何をやっている人か、などなど。
日本人は消極的になりがちですが、このあたりを質問することは、とてもフレンドリーな台湾人にとってはおかしなことではありません。
話をしてみて、あまり話したがらない、愛想がないといった方は、あまりおすすめすることはできません。
賃貸借契約後も、契約の更新、住居内の修繕、付帯設備の交渉(STEP3参照)など、
大家さんとはずっとお付き合いしていきます。
そのため、家賃交渉の問題のみならず、レスポンスが悪いと今後住居に住む上で自分が痛い目に遭います。
だから、大家さんの人柄を見ることは極めて重要なのです。
STEP1で紹介した591房屋のサイトでは、大家さんが直接住居者を募集しているケースもあります。
STEP3 最後に家賃や付帯設備の交渉!
そして、最後に大家さんとの交渉となります。
台湾の場合、家賃の交渉の他、家具や電化製品も付けてもらうことができます。
いずれも交渉です。
あまりしつこく粘るのも良くないですが、意見をはっきり言うのは台湾では普通です。
仲介会社さんを通す場合は、彼らも仲介料を取りたいので家賃交渉は消極的だったりします。
現在の予算、近隣物件と比較した相場など、交渉材料をできるだけ出して、しつこくなりすぎない程度に積極的に意見しましょう。
ちなみに、2021年現在、台湾の住宅市場は供給過多の状況です。不動産価格は高止まりしていますが、空き家が多いのは事実です。したがって、比較的強気に交渉できる時期ではあります。
なお、私は、最初の住居選びで失敗しました。原因はまさに大家さんです。。。
家賃については、最終的に元の要望価格より1万台湾元以上値引いてくれました。
交渉方法としては以下です。
- 仲介会社を通さなかったため、仲介費用を発生させなかったこと
- できる限り清潔感ある装いをして、愛想よく交渉したこと
- 日本人なので綺麗に使うよということをアピールしたこと
が、例えば、大家さんに連絡してもレスポンスが遅い、特に、家の不具合があるにも関わらず何度連絡してもレスポンスがなく、いつまで経っても修繕ができない状況もありました。
特に水回りの故障などは本当に困りましたので、自分で業者を呼んで修理をしてもらったこともありました。その後、その修理費用の負担で揉めたこともありました。
また、家具や電化設備を色々つけてくれたのですが(私が生活の効率等を求めすぎ、ぜいたくな悩みではあるのですが)お金を払っても自分で用意したかったものもあります。たとえば、掃除機、洗濯機、ベッドなどがこれにあたります。
このあたりを含めて、住居選びで気をつけるべきことはこちらにまとめています。
こちらも住居選びには役に立つと思いますので、台湾で住居を探す方は、チェックしておくべきかと思います。私の住居選びの後悔、全部詰まっています。皆さんには同じ思いをしてほしくないです。
まとめ
- STEP1
物件は多い。まずは良さそうなものを探す!
人口は少ないわりに物件は多いので、まずは探すこと。
🔍591房屋交易網がおすすめです。【台北市出租】-591房屋交易網591出租頻道,為您提供台北市最豐富的資訊,還有整層住家,獨立套房,分租套房,雅房,其他出租資訊,讓您快速找到滿意的物件。找就上591! - STEP2
物件を見に行くと同時に大事なのは大家さんのお人柄!
家賃がリーズナブルな物件を見つけてもまだ早いです。
生活していく上でも家賃の値上げ要求を容易にされないためにも大家さんのお人柄をよく見ることが重要です。 - STEP3
最後に大家さんと交渉!
そして、最後に大家さんと諸種交渉になります。
台湾の場合、家賃の交渉の他、家具や電化製品も付けてもらうことができます。
いずれも交渉です。住居選びで気をうけるべきことはこちらにまとめています。
台湾で住居を探す方は、絶対にチェックしておくべきです!【2021年版 もっと早く知りたかった!台湾の居住環境と住居選び】これで完璧!台湾での住居選び!台湾でどのように住居を探せばいいのか。ポイントは借りる前の家探しの段階!借りた後も頻発するトラブルを避けるために押さえておきたいコトを徹底解説します。 また、台湾の子育てにて、バイリンガル教育・トリリンガル教育を考えている方や実践する方も必見の内容です。
以上となります。
大切なお金。
台湾で暮らすうえで住居費用は天敵です。
少しでも抑えられるよう、そして、大家さんと良い関係を築けるよう、皆さんの住居選びがうまくいくことを願っています!
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