海外移住は予想以上にしんどい、理由はこれです。
こんにちは、TJ-ブリです。
今回は、海外移住の「失敗」についてお話をします。
私は、様々な海外の経験を経て、今は長く台湾に住んでいます。また、他国含めて海外移住をしている知人がそれなりにいます。
ただ、残念ながら、海外移住の厳しい洗礼に合い、決して楽しそうとは言えない海外生活を余儀なくされている人、また、あきらめて日本に戻ることになった人もいます。
もちろん、事情は色々とありますが、あきらかに事前の準備不足が原因となり失敗した人も多いです。
事前の準備不足とは何か?
それは、完全に海外移住をなめていた、よく調べていなかった、という点につきます。
今回は、少し厳しいことを言いますが、事前の準備対策も含めて、そして台湾の場合はどうか、も含めてお話をします。
この記事を読むことでどうなるか。
- 海外移住の失敗要因を知ることができる
- 海外移住をあきらめるきっかけとすることができる
- 海外移住の失敗要因からどうすれば良かったかを知ることができる
今回の記事で、海外移住をあきらめるきっかけになるかもしれません(←人生は選択の連続、それも重要と思います)。
逆に、「失敗は成功のもと!」と考えることができるかもしれません。
後者の場合は、失敗をしっかり把握して、対策を練り、そして、みなさんの海外移住が成功することにつながるはずです!
海外移住の失敗に陥りやすい要因と傾向
まず、海外移住が失敗しやすくなる要因は、大きく5つあります。
- 消極的理由から来るマインドの問題
- No.1 is 日本 と思い込み、さらに態度に出ちゃっている問題
- 孤独・身内のサポートがなくなる問題
- 言語・文化の問題
- おカネの問題(収入、生活コスト)
移住先の国の基本情報については、まずは、よく調べましょうね
今回の記事では、海外移住したい国についての基礎情報、治安、病院、暮らしやすさ、コロナ含めた感染症の状況など、海外移住をするにあたって調べるべき基本的なことは、記載していません。
どうやって海外移住先の決めるか?その基本方法、海外移住にあたっての基本情報の整理については、こちら「【海外移住先選びに絶対必要】おすすめは自分の中に【私はこうして台湾を選んだ】」をご参考ください。
自分に合った移住先を選ぶことができるはずです。
海外移住失敗①マインドの問題
失敗者の多くは、まずここだと思います。
海外移住をしたい!
どうして?
この質問にどう答えますか?
- とりあえず、海外移住って良さそうじゃん?すごそうじゃん?
- アメリカ、ヨーロッパなど、英語圏に行けば英語が身に付いて、そんでキャリアアップ図れるでしょ?
- リゾートライフって、のんびりできて良さそう!そんなにお金かけなくてもいけるっしょ?
- 日本での仕事環境、通勤、人とのストレスに疲れた…海外だったら解決できるでしょう⁉
こういった理由のみが挙がる人は、失敗をしやすい動機となります。むしろ、海外移住そのものを実行するのも難しい可能性があります。
もちろん、最初は理想でかまいません。
しかし、単に楽をしたいとか、消極的な理由で海外移住の選択に入るのは危険ということです。
すでに億万長者であれば楽園生活があるかもしれません。
ただ、多くの人は、海外移住後、起業でも会社勤務でも、「仕事」があります。
このような中、現実逃避したい、楽をしたい等という発想でいては、おそらく仕事のパフォーマンスは上がりにくいです。また、仕事環境の問題、人とのストレスといた問題は、結局海外に出ても同じことは発生します。
これらは、日本でも海外でも同じなのです。
日本で解決できないことを、海外に行っただけで解決できるか?といったら、それは大きな勘違いです。
海外にいけば日本ほど厳しくなく楽なのでは?
そんなことはありません。
言語環境だけでなく、外国人でありマイノリティであるアウェイの空間は楽なものではありません。また、残業が多い、あの上司が嫌だ、あの人が嫌だ、休みが取れない、人間関係に疲れた、やはり海外でも同じです。
楽をしたいとか、日本での環境が嫌だという消極的な動機から海外移住を考え始める人は、海外に行っても、どこにいても、この悩みが解消されることは難しいです。そのため、もし、海外移住できたとしても失敗するのです。
厳しいことを言うかもしれませんが、実際に何人もの挫折者を見てきました。
だいたいは考えが浅すぎた、理想が高すぎた、努力もせずに理想を追い求めすぎたといったところが要因に見えます。
しかし、今回の記事の後半にて「ではどうしたら良いのか」を押されば、きっと海外移住は素晴らしいものになるはずです。そして、日本人であることは強みとなる可能性もあります。
一つの例
- 「南国リゾートライフって、なんとなく良さそう!」ということで、海外移住を目指したNさん。そもそもこういう動機なので、なかなか動きが遅い。。。
- しかし、約3年をかけて、現地就職が決まり、さらにある東南アジアの国へ住むことに!しかし現実は厳しかった。収入は落ち、なんとか生活はやっていけるが、病気がちに。医療費もかさみ、生活環境は悪化。長い休みがあれば日本へ帰国する。さらにコストがかさみ、さらに生活は悪化。
- 海外移住をして、我慢との闘いに…。
- あれ?とりあえず日本実家に帰ろうか、と日本に帰国することに。もうあの時の生活には戻りたくないと…。ただ、あの時、病まずに帰る選択ができたのは良かったし、これはこれで良い経験にはなったようです。
海外移住失敗② No.1 is 日本 と思い込み態度に出ちゃっている問題
二点目は、日本は一番すごい! と思い込んでいる人が要注意です。
このような人は2つの点で海外移住失敗のリスクがあります。
- 人間関係構築のあだとなる
- 日本が恋しくなりすぎる
まず、これは、アメリカや中国といった先進大国「以外」の国への移住において、失敗しやすい考え方です。
私の住む台湾を含めて、日本より経済的に劣っている国に移住した場合に、日本がNo.1とあらわにしてしまう人がいます。あらわにしなくとも、心で強く思っているが故に態度に出てしまう人もいます。
さて、皆さんが日本に住んでいて、日本の会社に外国人が入ってきたとします。その外国人は例えばアメリカ人だったとしましょう。そのアメリカ人が、「俺様は世界一のUSAから来た者だ」という態度をとっていたらどう思うでしょうか。
たとえ仕事が優秀であったとしても、うっとおしいと思うでしょうし、人間関係を築くのが難しい要素があります。
日本人の中でも、日本の方がすごいと他国を下に見る人がいます。海外移住してもその態度を出してしまいます。このアメリカの例と同じく、その国の同僚、その国の方との人間関係を築くのは難しくなるでしょう。
日本は確かに素晴らしい国です。世界屈指の経済大国、おいしいものもたくさん、衛生的で治安も良い、民度も高く… いろいろ言いたいことはわかります。日本を否定しているのではありません。日本の良い所は紹介することは良いと思います。
ただし、他国で「日本はすごい!日本人はすごい!」を極端にひけらかすこと、自慢すること、態度に出してしまうことは、人間関係の構築で大きな問題になり得るということです。
この問題は、海外移住だけでなく、単に自慢やひけらかしが多い人は、人から好かれにくいというだけの問題です。
語学がある程度できたところで、極端に上に立ちたがる人がいるので注意です。
そして、そのような人は、そもそもその海外に日本のものがないと…、衛生的な日本の方が良い…、そして、人間関係がうまくいかず、徐々に疎外されていく可能性が高まります。
気づいたら「日本に帰りたい…」となってしまうこともあります。
日本のことが好き、これは大いに結構です。
しかし、日本の方がすごいとか、過度にそれをあらわにしすぎる、また、現地生活を受け入れることができない場合、やはり海外移住は長続きしないでしょう。
海外移住失敗③ 孤独・身内のサポートがなくなる問題
海外移住をすると、日本にいる自分の父、母、兄弟、身内、日本の友人、知人が近くにいなくなります。
海外移住を目指す人は、当然それなりの覚悟はあるでしょうが、近しかった人たちがいなくなるのは、ホームシックだけでなく、予想以上に大変なことが多いです。
最初の数か月はいいでしょう。
しかし、現地で友人や知人ができれば良いですが、合わないこともたくさんあります。
現在はネットが便利になり、LINEでもSKYPEでもコミュニケーションは便利になりましたが、やはり実際にそばにいて、いつでも話ができる環境とは違います。
当たり前ですが、海外生活においては、日本で築いてきた身近な関係が薄くなっていきます。これは物理的な距離から避けられません。
自分は一人でもなんでもできるからいいや!配偶者、家族さえいれば大丈夫。
このような考え方も、自分の置かれる環境や、または環境が変わった時に事情が変わることがあります。
特に子育てを伴う場合、海外で子どもができた場合、予想以上に大変ということを認識すべきです。
近くに身内がいない、身内のサポートが得られない、海外という環境、特に何かあった場合、困難を伴います。
例えば、子どもの面倒を見る、配偶者がケガをしてしまった、子どもが病気になってしまった、学校に通わせる、当然ですが、海外での生活でもいろいろなことが起きえます。
日本に住んでいれば、勝手がわかるし、身内のサポートもある。
但し、海外移住では、いずれも自分で対応しないといけない。これは日本にいるよりも二倍以上に大変となります。
実際、海外駐在という期間限定の移住者でも、奥様が子どものケアで精神的に病んでしまって、日本への帰国を余儀なくされたケースはよく聞く話です。
コロナ禍では、どこの国も入国制限や隔離規制があったため、人の往来が極端に制限されました。
日本と台湾は非常に近いので、コロナ前は1泊2日でも旅行ができるほどでしたが、コロナ禍では、入国制限や隔離制限によって日本に行くこともできなければ、日本から台湾に人が来ることも著しく少なくなりました。
海外移住者の多くが、日本にいるご家族とあえない、ご家族が海外に来ることができない状況が続きました。そのため、不安と孤独をより感じる日々を過ごした方も多かったと思います。コロナのような感染症によって、また海外渡航が制限されることも海外移住のリスクになりますね。
海外移住後、「現地で配偶者」を見つけました!⇒成功⁉失敗⁉
カオルコです。
単身で海外移住後、現地で配偶者を見つけ結婚される人もいます。とてもすばらしいことと思います。お互いを理解して幸せに暮らしている方もたくさんいます。相手が現地の方ですと、現地での生活は適応しやすいものになります。
しかし、国の違いは文化の違い、生活スタイルや価値観の違いから、残念ながら終止符を打った方もいます。例えば、台湾人の方と結婚すると、親族との付き合いの数が増えます。日本以上に嫁姑(よめしゅうとめ)問題が生じやすいとも言えます。
さらには、子どもを育てていかないといけない。とても辛い(ように見える)日々を送っている日本人の方がいるのは事実です。
海外移住の失敗④ 言語・人種・文化の問題
定番ですね。
海外に行けば、言語も異なりますし、人種問題があったり、文化も異なります。
ここはやはり挫折のポイントになりえます。
海外移住前にある程度言語学習しても、海外移住当初はしんどい時期が続きます。
特に英語圏以外は、日本の教育の過程で学習する機会も少ないのより苦労は伴います。
また、文化の問題は、海外に住んでから明らかになることも多いです。例えば、思い描いていたリゾートライフ、しかし現実には、近隣住人からの嫌がらせにあい、近隣住民とうまくいかず結果的に引っ越しまたは帰国したケースもあります。
例えば、アメリカでは、未だに人種差別があります。ヘイトクライムの問題のように、アジア人等が急に暴行を受ける、こういった悲しいニュースを多く見ます。
特に子育てといったことが絡めば、やはり現地での差別に耐えられず、日本へあえなく帰国することになるということはよく聞く話です。
台湾でも言語・人種・文化の問題あるのか?
言語の問題については、台湾は中国語(北京語)が公用語ですので、ここは苦労する部分かと思います。人種差別についても、やはり台湾人と日本人は違いますので、日本人が好きでない台湾人もいるのは確かです。
しかし、台湾は大の親日国。日本語ができる台湾人も多く、他の国に比べれば日本好きな方は多いでしょう。また、アジアではじめて同性婚が認められた国は台湾です。人種、差別と言った問題も、他国に比べると少ないものというのが実感です。
海外移住失敗⑤ おカネの問題(収入、生活コスト)
最後は、おカネの問題です。
一般的に、海外移住する場合、収入が下がるケースが多いです。
それもそのはず、日本に住んでいる場合、我々は日本語という特殊言語ができ、日本のことをよく知っている、そのため、仕事にあたって、最低限の基礎はあるわけです。
しかし、海外に行けば、日本語は現地人とのコミュニケーションにおいてはなかなか役に立ちません。また、日本という国には、海外から見ると様々な特殊な点があることに気付きます。日本特有の文化も海外の仕事では有用でないわけです。
その結果、収入が下がってしまうのはよくあるということになります。
そして、生活コストも考えないといけません。日本に住んでいると実感がないかもしれませんが、世界の多くの国が、景気の上昇と共に、物価が上昇しています。
日本にいた時よりも収入が下がり、そして、生活コストも上がってしまう…。
海外移住した後、都市でもリゾートでも、予想以上に生活コストがかかり、満足のいく暮らしができず、そして日本の生活がよかった…結果、挫折して帰国するケースはあります。
失敗要因 まずここで少し考えてみたい
どうだったでしょうか。
海外移住には、いろいろな失敗がたくさんあります。そして、人によって、海外移住なんてしなければよかった…と日本に帰国する人もいます。
日本人にとっては、結局日本以外はない、と感じてしまう人も多いです。
正直なところ、南国でもどこでも、海外移住は甘いものではありません。
まず、ここはしっかり認識しておくべきです。
では、海外移住で失敗をしないためにはどうしたら良いか。
海外移住を本気で考える人はお読み進めください。
海外移住で失敗しないために
とにかく大事な移住前のマインドセット
自分は海外移住で何がしたいのか?
まず、これをしっかり考えることは本当に大事です。
楽観すぎる海外移住の理想は、失敗するリスクが高く、危険と話をしました。
そのために、まずは移住を考えたなら、なぜ自分は海外移住をしたいのか、よく整理してみるべきです。その場合、単に理想を追い求めるのではなく、自分の追い求めるものと置かれる環境を軸に考えるべきです。
海外で達成したいことの整理 、しかし、結婚し子育てもしたい、それであれば、結婚と子どもとの生活も考える必要があるのです。
海外移住にあたってどのようにマインドセットをすべきかは、こちらの記事「【海外移住先選びに絶対必要】おすすめは自分の中に【私はこうして台湾を選んだ】」にまとめています。自分の中で考えてみたら、思わぬ海外移住候補が見つかるかもしれませんよ。自分に合った移住先を見つけることができるでしょう。
郷に入っては郷に従うべき
海外に移住したら、我々日本人は外国人です。日本の当たり前が通用すると思うべきでないし、海外から見た日本はかなり変わっているという見方がされることも少なくないです。
但し、日本の良さもたくさんあることは間違いありません。日本特有のきめの細かさ、気づかい、ホスピタリティ…など。日本の良さを存分に発揮しつつ、そして、海外の文化を受け入れる許容度を持つ、これこそが、海外移住をより満足させるものとなります。
よく調べる
当然、海外駐在でも海外移住でも、その前には現地のことを色々と調べるとは思います。しかし、失敗する方の多くは不足しています。
ネットの情報だけで移住される方もおり、結果的に知らなかったことが露呈した時に大きな挫折につながるわけです。
もちろんすべてを把握することは難しいですが、海外移住の一般事項、また、その国のこと、さらに、海外移住した後に日本のことはどうするか、事前に考えておく必要があります。
漠然と海外移住をイメージしたら、まずは、一般的な本は読んでおくべきでしょうし、加えて、上記マインドセットを往復することになると思います。
【海外移住にあたって参考となった書籍(一部ご紹介)】
本のコスパは最強。2,000円前後で重要な知識を身につけられるので。海外移住に関する本はそう多くないですが、色々読みあさった中で良かったのはこちら。海外移住についてより知りたい、一歩前進したい方にご参考まで。
💡 移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ アジア編
💡 日本を脱出する本
台湾への移住はどうか?
台湾は、非常に親日の国です。コロナ前まで、たった人口2千3百万人の台湾ですが、3百万人以上の人が日本に訪れています。これを象徴するよう、台湾人で日本が好きな人はとても多いです。
台湾をよく調べるのであれば、まずは、私がまとめた台湾移住のメリット・デメリット、及び台湾生活でなんとかならぬものかと思ったもの、この2つの記事を押さえておくと良いでしょう。
自分に台湾が合うか、対応していけるか、台湾に移住・生活するという点で大枠を把握することができます。
他にも、このサイトには、台湾移住にあたっての様々記事を作成しています。台湾での生活事情、制度・税金、語学、仕事、諸種記事がありますので、よろしかったら他の記事も参照ください。
【最も大事】おカネの話⇒日本人の優位性を絡めた仕事・職探しができるのか
最後は、おカネです。結局、海外移住においては、最もここが大事だと思います。
①仕事・職探し
②どの程度の生活コストがかかるか
この2つがポイントになります。
海外移住で年収・収入アップもしたい
①にあたっては、海外移住すると一般的に収入が下がるという話をしましたが、逆に日本が優位に働くケースもあります。例えば、海外現地の仕事が日系企業を相手にする仕事がメインの場合、日本語を多く活用できる場合、日本固有の文化が役に立つ場合、これらは仕事探し・職探しにおいて、かえって優位になり、結果的に収入があがります。
海外移住して、年収がアップしたという話も珍しくないわけです。
海外移住で年収・収入をアップさせるための具体的な対応はこちら。海外移住をして、さらに年収アップを目指したい方は合わせて参考にしてみてください。
海外移住の生活コストの考慮も重要
しかし、注意しなければならないのが、②のコストです。
繰り返しになりますが、海外の景気の良い国は物価が上昇しています。収入が増えたからといって、日本以上にコストがかかるのであれば、満足のいく生活ができなくなる可能性があります。
そのため、どの程度生活コストがかかるかは注意が必要です。
台湾(首都台北)の生活コストであればこちらが参考になります。
仕事・職探しが先決⇒そしてコストも把握していこう
従って、まずはどんな仕事・職があるかとなりますが、同時に生活コストも把握した上で、納得の行く仕事・職を見つけるという流れになります。
会社勤務において海外移住を考える方は、まずはどんな職業があるかよく探すことになります。私が、これから会社勤務で海外移住を考えるのであれば、間違いなく色々なキャリアエージェント・転職エージェントに話を聞きに行くと思います。これは、まずは自分の市場価値を知ること、そして、結局、職探しは数・母集団の多さが大事だからです。当たり前ですが、案件が多ければ多いほど、良い職業に巡り合う確率は増えます。そして、実際の海外移住・転職にはリスクは伴いますので、よく考えないといけないですが、エージェントに相談するだけならタダ・無料ですから、私ならまずは多く話を聞いて、案件を探すでしょう。
ただ、エージェントは予想以上に多くあります。ですので、私であれば、海外転職により強く、それと、やっぱりハイクラスの案件に特化したところから優先的に目指すでしょう。
【海外移住に本気の人向け】すぐに動くことができる人は
自分だったら、このあたりから優先的に調べます。
海外移住を本気で考える人のみ参考にしてみてください。
<ハイクラス・海外なら>
<大手なら>
台湾移住のために職を探す・収入を上げたいのであれば…
上述の通り、台湾移住であれば、親日、日本に興味がある台湾企業も多い、日系企業も多く台湾に進出している、このような理由から台湾移住においては、日本人はアドバンテージがあります。そうです、そのため、仕事探し、転職探しにおいても有利と言えます。
台湾の平均給与と台湾での日本人給与事例については、こちら「【台湾おカネ事情!これが給与実態!】現地採用の狙い目!【日本人の年収は?】」が参考になります。ローカル台湾人より日本人が圧倒的に有利ということがわかります。
また、台湾で職探しを成功させるための秘訣、なにをキーにして職探しをすべきかはこちら「【台湾で転職】日本人が現地採用で勝つための秘訣【移住への大きな一歩】」にまとめています。参考になるはずです。
さらに、今回は職探しの点で申し上げましたが、そもそもおカネを稼ぐという点で大切なのは、自分自身の経験・スキルが大事になってきます。実際は、海外移住に限らないですが、海外移住でも特に大事ということで、こちらの記事「【海外移住で年収・収入アップ】台湾含めて現地転職ならこれだけは押さえたい!」にまとめています。稼ぐ力あげていきましょう!
最後に
今回は海外移住の失敗についてでした。
厳しいことも言いました。正直、海外移住は決して甘くありません。
しんどい思いをたくさんすることもあります。
今回の記事によって、もともと海外移住するか迷っていたけど、あきらめるきっかけになったら、それはそれで良かったと思っています。やはり自分には日本が合っていると思うきっかけになるわけで、それもとても大切なこと、すばらしい決断なはずです。
失敗と対策まで読んでみて、少しでも海外移住してみようかなと思った人
海外移住を失敗させないためには…
海外移住する前に、まずは、しっかり自分はどうしたいか、置かれた環境含めて整理しマインドセットをし、そして、選択候補となった国について良く調べ、また自分の中で整理する。だからこそ、最初のマインドが大事です。
最後になりますが、海外移住で失敗した、、、
ここでいう失敗とは何だと思いますか?
私は、ここでいう海外移住の本当の失敗は、海外移住をしなければ良かったと後悔してしまい、そして、日本に帰っても前へ進めなくなってしまうことかと思います。
最初のマインドセット、そして、良く調べる。
実はこれさえやっておけば、海外移住後何があっても立ち直ることができるはずです。
つらいことがあっても、最終的にそれは失敗とならないでしょう。
仮に日本に帰国したとしても、それは、失敗ではなく、海外移住を経て、日本を再度決断した大きな積極的な意思決定だと思います。
海外移住には不安が一杯。でも海外移住したい。こんなSTEPも…!?
海外移住の不安への対処にあたっては、調べて対策を練ることにつきますが、実践ということであれば、まずは台湾に移住し、その後、他の海外という選択肢も考えられます。
日本人にとっては大きなメリットがあるからです。慣れながら海外移住したい!そんな方は、こちら「🛫【海外移住は住みやすい国から】台湾を経て他の海外への選択」を一読すると良いでしょう。
海外移住、より豊かな暮らしを目指したい
どこの国も、自分に合う合わない、向き不向きはあります。ただ、どこの国にいっても、生活をしていく上、また、ある程度満足のいく暮らしをするためにはおカネは重要となります。
おカネの問題…
富裕層の移住であれば心配ないかもしれませんが、普通はそうではないですよね。
その国での職探しにおいて、日本人だからこそのアドバンテージがあれば、かえって収入は増加する、そのためにも、まずは、職探しが大事ということでした。
台湾移住も候補に上がる場合、台湾は非常に日本人にとって住みやすく、さらに諸種アドバンテージがあると申し上げました。
そして、台湾移住にあたっては、通常、職と移住は紐づきです。
まずは自分の市場価値を知り、そして、海外就職がないか、収入は見合うかを探すことが大事です。そのため、私だったら、まずは、多くのエージェントから情報を引き出すという話をしました。ただ、時間も節約したいので、海外転職、ハイクラスに特化したエージェントから調べると良いでしょう。
無料なのでやるに越したことはないのです(と言っても、動かない人が大半なので、海外移住・海外転職自体、大きな優位性があるのが、今の日本での状況と思います。少し厳しい言い方ですが、本当です…)。
まとめ
- 海外移住は、特にマインドの問題、事前準備の点、そして環境及び環境の変化によって失敗に陥る傾向にある
- 海外移住の失敗とは何か、それは海外移住をしたことが大きな後悔となってしまうこと
- マインドセット・事前に知るという準備をすれば、海外移住が満足のいくものになりやすい
- 海外移住をした結果、日本に帰ることになったとしても、後悔がなければそれは日本で暮らすことができるようになった大きな選択の過程になり、一つの成功でも言える
- 海外移住では、現実的におカネ問題は顕著。
- 収入の確保はもちろん、生活コスト・物価面もケアすべき
- 収入の確保については、その国・経済環境・会社において日本人であることの優位性があるかはポイント。場合によっては収入が増すケースも。そして、これは海外移住を満足させるための大きなキーとなる。
- 海外移住を本気で目指したい人は、優先順位をつけて調べていくと良い。いつどこで良い案件があるか分からないし、聞くのは無料。
- 海外ハイクラスということで優先順位を付けるなら、このあたりから
- 海外移住に限らず、大切なことは稼ぐ力を身に付けること。経験とスキルはやはり大事。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
海外移住の失敗をしっかり把握して、この記事をお読みの皆様がしっかりリスクを把握した上、自分のマインドをセットし、対策をねり、満足のいく海外移住ができることを切に願っています!
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