あなたの「海外移住の夢」、あきらめる方の選択肢ですか
子どもが理由なら、海外移住をあきらめるのはまだ早い
海外移住がしたい!
でも………
- 子どもがいるし…子どもがまだ小さいし…
- 日本語以外もできないし…
- 夫の仕事も考えないといけない…
- 日本の将来も不安だけど…海外移住するとどうなるかも見えない
- 治安は?子どもの教育は?食の安全は?
- あー、ダメだ!やっぱり日本に住み続けるしかないんだ……
あきらめるのはまだ早いです!
私も同じでした。
ですが、今、こうして海外に住むことができています。
しかも、日本で子どもが生まれてから、海外(台湾)に移住をしています。
移住した今も、とても幸せに感じて暮らしています。
また、子どもたちも日本語・中国語を巧みに操りながらすくすく育っています。
今回は、海外移住をしたいけど、子どもがいるから難しい…
こんな理由で海外移住をあきらめていた人に、一歩踏み出すヒントを提供できればと思っています。
人生は一度きり。時間は戻ってこない、人生は取捨選択の連続。
あなたの海外移住の夢は本当にあきらめる方の選択肢なのか。
これを考えるきっかけになったら幸いです。
子どもが生まれて、むしろ積極的に海外移住を考えるようになった
申し遅れました。カオルコと申します。
私は、夫と2人の子ども(小学生)と一緒に台湾に住んでいます。
私が海外移住を決意したのは、自身の将来に対する不安、そして子どもたちの未来を真剣に考えたことからでした。
子どもが生まれ、むしろさらに積極的に海外移住を考えるようになりました。
ただ、思い切ってすぐに海外移住を実行してしまったが故に色々と苦労、大変なこともありました。移住前にもっとこうしておけば良かったと思うことがたくさんあります。
皆さんが同じ苦労をしないよう、海外移住をするにあたって、特に「子連れ」という点でお話をしたいと思っています。
どうして海外移住したいのか、もう一度考えてみる
海外移住をするにあたって最初に大事なコト
まず、最初にとても大切な2つのことを質問します。
- 日本の将来に不安があるから
- 子どもの将来のことを考えると海外に慣れていたほうが良い
- 昔から海外に住むのが夢だった
- 主婦でも、まだまだ自分の夢(海外移住)を追いかけたい
- 外国語ができるようになって外国人の知り合いも増やし、視野を広げたい
- 海外で働いてみたい
色々と挙げられると思います。
次の質問です。
海外ならどこでも良いとは限らないと思います。
単純に海外移住したいという他に、既に子どもがいる、夫の定職がある、色々と制約があると思います。
その上で、海外移住を実施するにはどうしたら良いか、どこを選べば良いのか考える必要があるのです。
子どもがいるので…
- 治安は最も大事
- 教育水準は高いところが良い
- 食の安全は確保したい…
- 英語圏?流行りの中国語圏?
- 夫が新しい職を見つけられるところが良い
こちらも色々と挙げられると思います。
まずは、この2点、①どうして海外移住したいか? ②自身の制約を踏まえるとどのような国でないとダメか?これを考えて、出していきましょう。できれば、紙などに書き出すことがおすすめです。
思考が整理されるはずです。
自分の胸に手をあて、適した移住先候補国を考えてみる
実はこの2つの質問、
- ①は、志の整理
- ②は、移住先候補の洗い出し
となります。
①についてですが、まず、海外移住は新しいことへのチャレンジ、そのため苦難も伴います。
そして、海外移住で失敗しやすいのは最初の志があやふやだったというケースが多いです。
②については、要はどの国にするか、自分のプライオリティとあきらめることができる・耐えられること、つまり自分の優先順位の整理につながります。
理想は大事、しかし、現実も大事。この二つは理想と現実でもあります。
①⇒②の上で、移住先候補がピックアップできたら情報収集をすることになります。
子連れで海外移住、どこの国を選べば良いのか?【私の場合】
ここから、具体的にお話をします。
まず、私の場合、学生時代から海外移住をしたいという夢がありました。
英語圏に短期留学に行った際にそれはますます強くなりました。
子どもが産まれてからは、実は、海外移住をあきらめるべきかという思いも生じました。
しかし、むしろ子どもが大きくなった時の方が子どもの学校の関係で海外に出にくくなるのでは?さらには老後まで日本?、そんな疑問も生じるようになりました。
ただ、平凡な家庭の私に海外移住なんてできるのか……。
でも海外移住をしてみたい…。この葛藤の繰り返しでした。
そして、夫に打ち明けました。
そうすると、一緒に前向きに考えてくれて、海外で暮らしてみようか、という話になったのです。
そこから私たちは海外移住についてさらに具体的に考えるようになりました。
- 海外で生活、子育てをしよう
- 外国人の友達を作ろう
- 日本人として海外で日本の良さもアピールしていきたい
- そのうえで、さらに外国人とのネットワークを広げていきたい
- そのために語学をしっかり勉強しよう
但し、子どもがいましたので、制約があります。つまり、裏を返せば、「これは譲れない」というプライオリティも考えました。
- 治安が良く、医療体制が整っていること
- 食の安全が問題ないこと
- 教育制度がきっちりしていること
この3つは捨てられない、逆に言えば他はある程度妥協してもかまわないと考えました。
例えば、英語圏のみならず中国語圏も選択肢に入れられるなどです。
上記3点は譲れない選択肢として、そして、一般的にポイントとなる言語の問題、おカネの問題についてを考慮しました。
このような形でいくつか候補国を絞ることになります。そして、これを踏まえて、徹底的に情報収集をします。
海外移住ランキングって役に立つ?
「海外移住」を検索すると、よく海外移住先ランキングなるものが出てきます。
私は、自分に適した海外移住先は人によって異なると考えます。そのため、あまりあてにならないのではと考えています。
上記の通り、自分に適した海外移住先は自分で探すことが大事だし、唯一無二の方法と考えています。
もちろん情報として参考にすることは良いと思います。
さあ、一つずつ考えて行ってみよう【基本から】
移住先候補の基本情報の収集にあたって
例えば、日本の政府のサイトなどで、以下のような基本情報の収集が可能です。
- ✅各国の基本情報:外務省各国基本情報
- ✅各国の安全レベル:外務省海外安全ホームページ
- ✅経済情報、ビジネス情報、労働状況:JETRO各国情報
- ✅各国日本人学校の情報:文部科学省日本人学校情報
- ✅各国で流行りやすい病気情報、渡航前に受けておくべきワクチンや検疫情報:厚生省特設ページ
- ✅ビザ情報:各国大使館のHP
さらに、私の場合、様々な本、インターネット上の記事もたくさん参考にしました。
色々な本を読みましたが、「安田修さんの日本を脱出する本
そこから、さらに海外移住について調べるきっかけになったのは確かです。
ちなみに、医療体制が整っていても、法外な高額治療費になってしまうところは実際に医療を受けることが難しいのですごく悩みました。
例えば、アメリカやシンガポールがあてはまります。
もちろん、医療費よりも他が優先できるのであれば、アメリカやシンガポールも候補国として良いと思います。
色々と調べることで、このような情報も事前に知れたことは大きかったです。
私の妥協できない3点は、一般に公開されている情報も多く、比較的情報収集は容易です。
海外移住の関門「言語」の問題はどうか
言語については、短期留学、日本でオンライン英会話の経験もあり、多少の英語はできるのであまり不安には思いませんでした。
英語ができれば、だいたいどこでも通用するだろうと思っていました。
実は、この考え方は後で覆されますが、ただ、海外移住の一歩を踏み出すのに重要な心構えとなりますので、その点では重要と思います。
つまり言語が全くできないと、大きな不安になりなかなか海外移住への一歩を踏み切ることができないためです。
結論として、言語の問題は後でもなんとかなるが、日本人の勉強しやすい「英語」はできておくと海外移住するにあたっての自信につながり、また一般的には、移住してからも役立つことが多い、と言えます。
ちなみに、私が利用してきたオンライン英会話は、主に「産経オンライン英会話Plus」ですが、土日だけ1時間でも30分でもやっておくと全然違います(今でも英語力維持のために利用しています)。ちなみに産経オンライン英会話Plusでは中国語や韓国語もありますので、英語と中国語を並行して学習するといったことも可能です。
2つの言語を並行して学習するのは最初は大変ですが、英語と中国語は発音の点で通ずるところがあります。
また、文法も似ているところが多いです。
そのため、中国語で分からない単語を、英語で補うことで結構通じることが多いです。
私の住む台湾でも、政府によって英語教育に力が入れられており、若者は結構英語ができるという印象です。
海外移住で、2つの言語を一気にマスターすることも夢ではありません(と思って、私もがんばっています^^)。
言語…私の場合は…遠回りしました
私は最終的に台湾を選んだわけですが、実際には英語が活用できない場面もあり苦労もしました。
台湾では、若い方は英語によるコミュニケーションが可能な方も多いですが、生活の中で、例えばスーパー、タクシーなどは英語が通じないことも多いのです。
これではいけないと、「台湾に来てから」、本格的に公用語である中国語を学習し始めました。
台湾に来る前にも、テキストを購入するなど、ペラペラと眺める程度していましたが、そうなんです、私は台湾に来てから中国語を勉強しているといっても過言でありません。
ただ、人間は追い込まれるとやる生き物とつくづく思いました。基本発音の学習から、徐々に日常会話レベルに至りました。
但し、学習にあたっては、より効率的になるべく早くマスターしたいとも思っていたので工夫しながら勉強しました。
結果的にわりと早い段階で日常会話をできるレベルにはなり、英語も交えながらなんとか生活できるという感じにはなりました(効率的な中国語の勉強方法は「【これから語学なら中国語】学ぶ日本人は少ない!最初の勉強方法を紹介!海外移住に備えよう」を参考にしてみてください)。
また、台湾の場合、親日であること、さらに日本語ができる方も多いことも良かったですね。
後述しますが、教育という点でも、幼稚園は日本語ができる先生がいるところがありますし、また、小学校は日本人学校もあります。この点も子連れで海外移住という点でアドバンテージになります。
海外移住にあたっての言語・語学まとめ
子連れで海外移住にあたっての言語・語学についてまとめます。
- 語学については、一歩踏み出すための自信として勉強しておくことはBetter
- 日本人なら英語が入りやすい(オンライン英会話を週に1時間・30分だけでも全然違う)
- しかし、できなくともなんとかなる(追い込まれると人間やる)
- 国によって状況も異なるが、台湾の場合は、親日&日本語ができる方も多く、言語の問題は比較的少ない
- 台湾の場合、日本人または日本語ができる先生のいる幼稚園も結構ある、また日本人学校(小学校・中学校)もあるので、日本語対応が可能
結論としては、国によっても言語環境は異なるので、英語だけである程度いけるか?現地の公用語は勉強すべきか?また、親日や環境という点はどうか?この辺りはよく情報収集をしておくと良いと思います。
海外移住前にしっかり考えたいおカネのこと
子連れで海外移住、もちろん、おカネのことはとても大切
海外移住にあたってもう一つ最も心配なことはおカネのことだと思います。
まず、「海外移住そのものの費用」という点では、コストはそこまでかかりません。
極端な話、フライト、住居や収入源確保までの当面のホテル代や生活費、引っ越し関連費用のみで済んでしまいます。
重要なのは、長く海外移住をする前提で収入を確保できるかです。
私の場合は、夫の事業収入や投資の収入もあってなんとかなりました。
但し、家族皆で海外移住という前提ですと、旦那様または自身の職探しや収入の確保が先決となるケースも多いです。
海外で就職することが海外移住の近道
台湾に限らず、海外移住の前提は、通常、ビザの取得であると思います。ビザについては、就労に紐づき取得できるケースも多く、ここ台湾でも同様です。
したがって、移住先現地での転職・就職というのはキーになるでしょう。
しかし、海外で転職先を見つけることは簡単なことではありません。
自分の理想の条件の転職先を見つけることはさらに難易度は高まります。
また、国によっては、日本人であることが不利に働くケースもあります。
台湾の場合は、親日でありますし、台湾は経済成長が著しい状況で、日本のマーケットにも興味があります。そのため、台湾現地の転職では、日本人は歓迎される傾向です。
しかし、条件の良い転職先を見つけるにはコツがあります。台湾の現地採用を成功させるためにはこちら「【台湾で転職】日本人が現地採用で勝つための秘訣【移住への大きな一歩】 」を参考にしてください。
【珍しいことではない】海外移住で、さらに収入アップ!目指すには?
海外で子育てをするにあたり、収入はあるに越したことはありません。
他方で、運だけで何もせずに収入がアップすることは難しいです。
しかし、優秀な方は海外移住を達成し、さらに日本でもらっていた収入より、海外移住後の収入がアップしたケースも多いです。
何が必要か?
ここは世界共通になってくると思いますが、やはり「スキル」と「経験」は重要なキーとなります。
簡単な道ではないですが、達成できないことはありません。
こちら「【海外移住で年収・収入アップ】台湾含めて現地転職ならこれだけは押さえたい!」を参考にしてみてください。
やった!海外移住もできて、さらに年収もアップ!←ちょっと待ってください!もう1つ考えなければなりません
現地で収入源を確保、さらに日本よりも年収アップ!こんなケースも珍しくありません。
しかし、ここでさらに重要なことがあります。
それは「支出」です。
海外移住先での生活費、子育て費用・教育費用のほか、税金や社会保険料を始めとした各種固定費も含まれます。
当然ですが、収入が多くとも、結局コストがたくさん発生しては、利用できるお金が減ってしまいます。これではいくら収入が多くても、生活が苦しくなることもあります。
生活コストがどれくらいかかるか、税金や社会保険料によって自身の手取りがどうなるかは必ず調べておきましょう。
台湾移住にあたっては、この二点をまず押さえておきましょう。
>>>💰 【台湾の生活コスト】必見!1人、DINKs、子持ち家族を全て公開!
台湾の場合はこちらで相場がわかります。1人暮らし、DINKs、4人家族(子ども2人)、それぞれのケースでまとめているのはこちらだけです。
>>>🏧 日本VS台湾の給料「手取り」徹底比較【うそ⁉こんなに差!】
会計士による日本と台湾の手取り計算です。同じ年収1,000万円の比較。ここまで大きな手取りの差があることに驚きます。日本と台湾で比較していますが、日本の状況が客観的にわかりますので、他の海外移住でも参考になるはずです。税金や社会保険料を国際間で比較することはとても大事と気づかされます。
教育事情はどうか、その他の考慮ポイントは…
子連れ海外移住で肝となる現地の教育事情
子連れで海外移住を目指すなら、最も気になるところかと思います。
海外移住先の教育事情はどうか?
幼稚園、小学校、中学校、高校、場合によっては大学まで考える必要があります。
どうせなら、海外移住をして自分も満足、そして子どもの教育もより良いものとなったなら最高ですよね。
小さい頃なら、保育園、幼稚園の事情はどうか、特に安全面は気になります。
小学生以降なら、語学の他、教育制度やプログラムが気になるところでしょう。
台湾の場合は、こちらである程度のことが把握できると思います。
- 🏫 台湾の幼稚園事情 >>>【台湾台北 子供の幼稚園どうする?】安心して我が子を預けたい【今後を踏まえる】
- 🏫 台湾の小学校事情 >>>【台湾台北 子供の学校どうする?】目的別に小学校選びの不安を解消
子どもの言語教育:まずは「母国語」をしっかり考えよう
私のように子どもが小さいうちから海外移住を考えている人、海外移住をしている人は注意してください。
子どもが小さいうちほど、まずは母国語が問題ないか意識してください。
子どもが生まれて間もない頃から海外に移住し、現地の言葉が多くは行ってきた場合に母国語の習得が遅れ、論理的思考、または脳の発達に影響がでるケースもあるためです。
国際結婚で移住される場合も特に注意と思います。
詳細はこちら「【子供が生まれる前に考えておきたい】海外移住の日本人夫婦/国際結婚別の言語教育」を参考にしてください。
その他、海外移住にあたっての不安
もちろん、子連れに限らず海外移住するにあたっては、他にも不安なこともたくさんあると思います。
自身でその不安を書き出して、どう解決していくか、情報収集をしながら考えると良いです。
不安があるのは誰しも同じ、そしてその不安が成功の素であったりします。
こちらの記事「【海外移住前の不安と心配 】それでも移住したい!【台湾はどう?】」が参考になるはずです。
新しいことを始めるには不安は付き物で、普通のこと。
これにどう対応するかが重要です。
結果的にしっかり対応していたことが海外移住後の安心と成功につながります。
結果としてどこに海外移住するのがベストか
私の場合も、上記のように各項目ごとに検討課題、問題、解決方法について書き出し調べたりしました。
その結果、アジア圏を中心に移住先候補国が決まってきました。
最終的には、他の候補国よりも、治安や医療体制が極めて優れていること、より日本に近いこと、食事が安全かつ美味しい、このようなことが加点事由となり、台湾がベストと判断をしました。
私は台湾が良いと考えたのですが、この選択は人それぞれかと思います。
男性目線を含めて、こちらの記事「【海外移住先選びに絶対必要】おすすめは自分の中に【私はこうして台湾を選んだ】」でさらに詳細をまとめていますので、参考にしてみてください。
自分で思ってもみなかった移住先候補国が見つかるかもしれません。
実際にどう移住すれば…?
ビザ取得のための情報を得る
子連れ海外移住するにあたって、自分にとってベストと思われる移住先候補が見つかったら、次は実際の移住の手順・実践方法を確認することになります。
移住先国によっては、移住そのもののハードルが高いケースもあります。
まず、日本にその海外の大使館があるのであれば、大使館ホームページからビザの種類や取得について確認すると良いと思います。
長期滞在を前提にしたビザの種類や要件は国によって異なります。
台湾移住ということであればこちら「【台湾移住ガイド完全版】全部解決!台湾移住実行の基礎」で全てまとめています。
移住したら、まずは知り合いを作ろう
海外移住後、情報交換できる知人はとても心強い存在になります。特に現地で生活している同じ日本人の知り合いはありがたいものです。さらに子育てをしている方ならば、なお心強いでしょう。
どこの幼稚園が良いのか、どこの小学校が良いのか、なにか日本人のコミュニティーはあるのか、現地の方と交流するためには。
色々と相談をしたいですよね。
台湾の場合、日本人会などの日本に関連する団体があることや、日本語ができる幼稚園、または日本人学校もあります。
私は内気な性格なので、なかなか知人や友達を作ることができず、最初はインターネットの情報や夫から入手した情報を中心に生活をしてきました。しかし、移住当時はなかなか有用な情報がなく、苦労しました(これが、本サイトを始めた経緯でもあります)
なかなか知人を作るのに苦労しましたが、同じ幼稚園、小学校に通うママ友が少しづつでき、今では台湾人のママ友もできました。ごく少数ではありますが、とても仲良くしてもらっており、感謝しています。
たくさんの友達や知人をつくる必要はないと思いますが、海外にある日本人コミュニティから自分に合った方を探すことはとても心強い存在になります。
実際に移住してみて、海外の子育て…どう?
子連れで海外移住、旦那の駐在の理由で家族皆で移住と、子連れの海外移住は様々国でたくさんのケースがあります。
しかし、子育てということを考えると苦労されているケースもよく耳にします。
この点も、実際にその現地での海外子育ての状況がどうか色々調べる必要があろうかと思います。
- 教育制度、教育水準はどうか?
- 食べ物の購入、生活用品の購入。
- 民度はどうか?(←外で子どもに大して冷たい態度を取られたとか、最終的には子どもの性格形成にも影響を与えますので、大事です。)
- 日本語ができる学校はあるか?
検討ポイントは人それぞれですが、子育て環境の点でもよく情報収集しましょう。
台湾の子育て環境については、こちら「【日本人ママの台湾台北での子育て】満足?不満?海外育児の参考に!」でまとめています。
私は、台湾は子育ての環境としてすばらしい場所だと思っています。
……… ゼロといったらウソになるかもしれませんが、ほぼないです!
あ、強いて言うなら、私の中国語のレベルがまだ低く、学校の先生や台湾人とのコミュニケーションで、たまに言葉が詰まってしまうことがあることでしょうか。
これも海外移住子育てをするママとして乗り越えないといけない壁、つまり成長に必要なことだと思っていますが^^
その他、どうして台湾移住に満足しているのか。苦労や対応も含めて、「【日本人ママの台湾台北での子育て】満足?不満?海外育児の参考に!」を参照ください。
子連れ海外移住 まとめ
私は、子連れで台湾移住をしました。
事前に情報収集をしたとしても、移住したばかりの頃は細かな生活の勝手がわからず、また、言葉(中国語)もうまくできないので、大変なこともありました。
しかし、まだ道半ばではありますが、台湾移住をして心から良かったと思います。
子どもたちも、毎日楽しく、伸び伸びと育っています。
日本にいても台湾にいても、子育てではしっかり子どもと向き合うことが必要、そこに難しさがあるのは当然のこと。
その一方で、親である私たちができることは、子どもたちがより広い視野、広い選択肢を持っていける環境を提供してあげることなんだと思っています。
ITやインターネットの発展から、これから、仕事や生活という点で、国境という概念が薄れていくように思います。
そして変化はさらに加速すると思います。
私は日本のことが大好きです。
しかし、日本は、残念ながら長期間経済が停滞し、そして人口も減少しており、少なからず将来に不安があるのも事実です。
私が、日本人として何ができるか、大切な日本のために何ができるのか、子どもたちのために何ができるのか。
一人の主婦ができることは限られていますが、自らが海外に出て、そしてこれからも日本の良さを少しでも伝えたいと思っています。
また、子どもたちが日本人として世界に羽ばたいてほしい、しっかり自分をもってやりたいことをやってほしい、海外で育った日本人として誇りを持って行ってほしいと思っています。
海外移住は難しいことではなくなりました。
しかし、海外における実際の子育ては多少ハードルがあるのは確かです。
台湾移住での子育てについて、これからも有用な情報をお伝えしたいと考えています。
ここまでお読みくださりありがとうございました。