台湾に移住して生活で困ったことを聞きたい!
こんにちは、TJ-ブリです(プロフィール)。
台湾に住んでいて・・・うーん・・・これは何とかならぬものか・・・
やっぱりあります。
また、私の台湾移住のメリット・デメリットの記事のうちデメリットの部分に関しまして、
もうちょっと具体的に、生活で困ったこと・悩み、そしてどう解決しているか教えてほしいというコメントを頂きました。
移住を検討されている方にも、しばしば質問されることです。
- 台湾の生活で不便なことは?
- 台湾で生活していて困ったことは?
- 正直、台湾に移住して嫌だったことは?
- また、それに対してどう対応した?もしくは我慢?
- 台湾に在住している人から率直な台湾生活で良くなかったところを聞きたい
台湾。
日本人に適したとても素晴らしい国です。
私も移住してみて、私がいろんな国を渡航した経験では、
暮らしをする上では最高と思っています。
これは、家族で暮らすことを考えた上で、治安・教育・生活水準・食事・ビジネスといったところで考慮しています。
が、、、
長く台湾に在住していれば、これは何とかならないかなーと思うこともあります。
今回は、全てぶっちゃけてお話をします。
やっぱり嫌なことは嫌です。
台湾移住を検討されている方が、実際に台湾に来た後に嫌な思いをしてほしくないですし、
逆に最初からこういうことがあるんだとわかっているのといないのでは大きな違いです、
移住の検討に役立てて頂けたら幸いです。
また、これに対して、私なりの対応、対策についても記載します。
嫌なことって、、、
結局は何なのか、
自分で解決できるものか、
自分で緩和させることはできるか、
もしくは逃げることのみしかできないか、
生きていれば嫌なことや壁に当たることは当然で、これに対応することが大事ですね。
既に在住していている方も、同じ悩みをかかえていることもあろうと思います。参考になれば幸いです。
それでは順番に行きます。
【ここどうにかならない!?台湾①】たばこ
路上での喫煙者・スモーカーが多い
台湾では、カフェ、飲食店、居酒屋、ホテルといった室内は全て禁煙です。
オフィスも禁煙です。
が、その反動で、喫煙者の方は外で喫煙をします。
残念ながら、喫煙エリアや喫煙スペースも日本ほど整備されていない状況で、
路上で喫煙されている方が多いです。また、たばこの値段が日本ほど高くないことも、喫煙を助長している状況です。
そして、路上でのポイ捨てなど、マナーが良いと言えない行為をしばしば見ます。
私は今はタバコを吸わないのですが(元超ヘビースモーカーですがやめることができました)、
男女含めて喫煙者は一定数いる印象です。
少し前に路上での罰則規定が強化されましたが、
残念ながらまだまだ喫煙者は多く、路上喫煙は多い状況です。
台湾の禁煙・喫煙場所のルール
室内・室外全て禁煙
- 学校、児童及び少年教育または活動を主に実施する場所、製造や貿易にて爆発物を扱うような場所
- 例:託児所、幼稚園、小学校、中学校、高校、動物園、ガソリンスタンドなど
室内は全て禁煙・室外は指定された場所のみ喫煙可
- 大学、大学院、専門学校、図書館、博物館、美術館、室外運動場、プール、その他公衆の娯楽場所
- 例:室外バスケットコート、ゴルフ場、国父紀念館、故宮博物館、室外テニス場、室外野球場など
室内禁煙、室外は喫煙可能
- 公共場所(公衆の娯楽施設、公共で使用可能な室内)、仕事場所(3人以上で共用の室内仕事場所)
- 例:オフィスビル、インターネットカフェ、KTV(カラオケ)、銀行、映画館、会議室、ジム、郵便局など
室内に喫煙所設置可能、室外指定された場所で喫煙可能
- 老人福利施設(例:仁愛の家、博愛院など)
室内に喫煙所設置可能、室外は喫煙可能
- 旅館、商業場所、飲食店、その他公衆の消費場所
- 例:ホテル、百貨店、レストランなど
室内・室外いずれも喫煙可能
- 半分は屋外開放されている飲食場所、シガーハウス、午後9時以降営業を開始しかつ18歳以上になってから入場可能なバーなど
- 騎樓(※)、道路、住宅、屋台、午後9時以降営業を開始する接客店
出典:衛星福利部国民健康署HPより
https://www.hpa.gov.tw/Pages/List.aspx?nodeid=1548
※但し、2019年9月より規制が強化されており、カフェやコンビニの前は外の騎樓であっても禁煙となっており、罰則(最高1万台湾元)も定められています。
そもそも「騎樓 Qílóu」とは、高温多湿や雨の対策のための台湾独特のビルや住宅造りです。
たばこへの対策
対策というほどのものでなく申し訳ありませんが、
喫煙、タバコが苦手な方にとっては、「近寄らない」ということに尽きます。
それと、私が訴えたいことは、
喫煙によって、発がんリスクの増加、寿命の減少、自らの健康を害していることは再認識すべきと思います。
喫煙によって、引き起こされるがん、がんにかかってから壮絶な戦いが待っています
一時の快楽で将来のリスクを高めていることことは、もったいないとしか言いようがないです。
実は、言わないだけで喫煙していない周りのかたはすごく嫌な気持ちになっています
この人、自制心がないのだなと思われてもやむなしです。
コロナウィルスによって、喫煙者とそうでない場合で、喫煙者はさらに寿命が短くなっています。
路上喫煙や喫煙マナーの悪さによって、あなた自身の品位だけでなくて、台湾という美しい国の品位を下げています。
喫煙を許容しているバーやナイトクラブについては、実は少ないとは言えない非喫煙者の需要を逃がし、機会損失となっています。
喫煙しているそこのあなた、今こそ、やめてみませんか👊
私も実は昔はスモーカーだったのです。しかも超ヘビー級の。。。
だからこそ、既にやめることができた今、客観的にどう思われるかがわかります。
ここで、私以上に超ヘビー級であった父も60歳を過ぎてやめることができた方法です。
私は、20代の時にやめました。
やめられた理由は、ずばり「気合い」です。
しかし、気合いの入れ方にコツがあります。
きっかけは、たばこを吸って良いことは一つもない、まさに百害あって一利なしということに気づいたからです。
そこまでして、吸うべきではない…
そして、気合いの入れ方ですが、念仏のように「自分は吸わなくても大丈夫」と口に出して唱えることです。
見事禁煙できました。
たばこをやめたい方、吸いたくなった時に
✅「あれ!?吸わなくて大丈夫だ!」
✅「自分は禁煙できた!」
✅「吸いたくない!」
などと言ってみましょう。たとえ、吸いたくても口に出してみてください!
絶対にたばこをやめることができます。
(やめてから、もう10年になりますね。いまだにたばこを吸う夢を見ます。怖いものだなと思います。)
たばこをやめると……
- 食べ物がおいしい
- 空気がおいしい
- 自分はなんて周りに迷惑をかけていたのか気づく
- 仕事が死ぬほど効率的になる(たばこ時間、なんて無駄にしていたんだと気づきます)
- 喫煙所でしかできない話がある、というのは言い訳。これまでそのような仲であった人に、個別に時間をとってもらうなど、かえって関係が深まるし、喫煙所外でもできる工夫はたくさんある
- 運動も楽、10年経てば逆に健康に自信が持てる
たばこをやめて、よかったことにたくさん気づきます。
なんでもっと早くやめなかったのか、
超、超、超、後悔しました。
私の今までの人生で、今の所もっとも大きな後悔です。
もっと早くやめればと。
と、対策としては避けることとなりますが、ぜひとも、この記事を見ている喫煙者の方に、少しでも自分と同じ後悔をしてほしくないという思いでお話をしました。絶対にやめた方がオトクですよ!
【ここどうにかならない!?台湾②】G!
地球上で最も強い生物G
さて、続いては、日本人の多くの方が苦手な、亜熱帯の高温多湿エリアに多い、「G」
そうゴキブリです。
比較的長いシーズン、町の中でも、いたるところで見かけることになります。
私の家は、以前は比較的高層階(10階以上)でしたが、それでも残念ながら現れます。
冬の寒いシーズンと真夏の猛暑シーズン以外は姿を現します(猛暑で35度くらいを超えるとそれはそれで生きていけないようです)。
飲食店が、閉店後、バルサンみたいなものをたくことがあります。
路上は、もう、、、(思い出したくないです、、、)
私もとても苦手です。これだけはどうしても慣れないです。
離島のGですと、飛ぶものもいるので、恐ろしいです。
Gへの対策
対策ですが、外では遭遇することを回避するのは難しいです。
が、せめて家の中では現れないでほしい
これが私を含めた苦手な方の共通の悩みと思います。
台湾でも、いろいろなゴキブリ対策が売られておりますが、私が台湾人の知人に紹介してもらった商品は、こちらです。
日本語では「一滴で絶滅」というような意味になります。
玄関、家の隅、シンクの近く、バルコニーなど、怪しいところに一滴つけておきます。
すると、家の中、Gがでなくなりました!
驚きです!
台湾や亜熱帯エリアに住んでいる方で、Gに悩まれている方、超おすすめです。
※日本では売られていません。台湾ではオンラインショッピングサイト💻の「PC home」を利用して購入しています。
日本からの持ち込み制限について
日本から、バルサンなどの煙が出るような製品を持ち込むことはできません(G対策だけでなく、カビ対策でも煙の出る製品がありますが、これもダメです)。
飛行機に乗る前に、スーツケースで預け荷物であっても没収されます。
搭乗カウンターなどでスーツケースを開けさせられるハメになり結構恥ずかしいので、予め入れないようにしておきましょう。
日本であればコチラ!
日本は良いですね。本当にスバラシイ商品があります。こんなに良い製品が出ているのは、台湾に来てはじめて気づきました。日本に帰国した時に購入を検討するグッズです(台湾からグローバル配送すると、、、すごい高い配送料になります)。
番外編 女性目線、主婦目線で【ここどうにかならない!?台湾】
カオルコです。
番外編として、女性目線、主婦目線にて私より2点紹介します。
男性でも思う方もいらっしゃると思います。ご参考ください。
乳製品・タマゴの値段が高い
最初は、「乳製品」と「卵」です。
台湾で購入した乳製品、卵、いずれも味・品質は問題ありません。
ただ、値段が高いということになります。
牛乳、ヨーグルト、チーズ、そして卵、、、
日本にいた時にはコンビニでも比較的手軽に購入して手に入れることができました。しかし、台湾では手軽とは言えません。
牛乳は、2リットルで150台湾元~180台湾元(570~700日本円くらい)、ヨーグルトについては、お手頃なものを見つけても、実は大半は水で生成された加工品、チーズも卵も安くありません。さらに卵については、一般的にスーパー等で販売される卵は基本的に生で食べることはできません。
卵については生で食べている方もいるようですが、輸送上、衛生上の問題から通常火を通して食べます。
生卵は特別な輸送・保管がなされていない限り、台湾で口にすることは少ないです。
以下のような恐い記事もあります。
鶏の卵に触った2歳の幼児が、手を洗わないまま他の物を手を使って口にいれたところ、卵に付着していた菌によって、胃腸炎になり、重大な腹膜炎を起こしたというものです(命に別状はなかったようですが手術を伴っています)。
子供が成長期なので、乳製品、卵は欠かさず毎日食べさせたいところですが、生活費に対して痛手となっています。
対策
牛乳とヨーグルトについて、私の対策を記載します。
牛乳については、大型スーパーで少しでも安く購入すること、また、安くはありませんが、ヤクルトに頼むことで良質なおいしい牛乳を定期宅配してくれます。私も愛用しています。
また、ヨーグルトについては、通常のものは高いですが、通常のもの一度購入して、ヨーグルトメーカーで増殖させて対応させることが可能です。
ヨーグルトメーカーご存知でしょうか?
ヨーグルトメーカー自体、少し高いのですが、ずっと食べ続けることを考えれば割安です。また、子供がいる家庭、ヨーグルトは発酵食品の代表格であるという健康のことを考えても、台湾では特にマストアイテムです!
ヨーグルトメーカーのおすすめ
日本のみならず、海外生活では本当におすすめです。
ヨーグルトはとにかく高い。
しかし、ヨーグルトは発酵食品として健康に良いし、手軽に美味しく栄養も取れる、美容にも良い、フルーツと合わせて食べたらそれは最高。
まさに何とかならぬものか。。。
そんなヨーグルトを増殖できる道具があったらどうでしょうか。
私は、ドラえもんのアイテム級に感動しました。
ヨーグルトは発酵食品、つまり元さえあれば理論的には増殖できてしまうのです。
そんな購入したヨーグルトを元に何回も増殖することができるアイテムがあったらどうでしょう。
それがヨーグルトメーカーです。
私が購入したものはヨーグルトメーカー製造の歴史も長いタニカのヨーグルトメーカーですが、かなり品薄ですの、お持ちでない方、子持ちの方は一家に一台あって良いと思います。
他の発酵食品も生成できます。コストと健康の一挙両得!
多少の手間と、生成するまでの時間はかかるのですが、
子供と一緒に楽しく作ることもできますので、コストを考えてもお得ですね!
番外編 コンビニ事情
台湾にも、セブンイレブン、ファミリーマートと、日本でも馴染みのあるコンビニがあります。また、現地のコンビニ(ハイマートなど)もあって、コンビニは件数としてはとても充実しています。都心でも地方でも、山奥などに行かない限り、コンビニに困ることはあまりありません。
但し、台湾において、日本のコンビニのクオリティを期待してはいけません。
海外に来ると、日本のコンビニは、スイーツ、おでん、肉まん、食品、飲料、全てにおいてクオリティが高いことを実感します。
台湾のコンビニも、品種は充実していますが、日本のコンビニの商品と比較してしまうと内容・クオリティでもう少しか、と言いたくなります。
日本人だからか、と思ったのですが、周りの台湾人で日本に行ったことがある人は大抵同じ意見でありました。
台湾のコンビニに対して・・・
とはいえ、台湾のコンビニでも勝っている点はいくつかあります。
私のオススメは以下です。
- 茶葉蛋
だいたいどこのコンビニにもあります。日本人からすると最初は抵抗があると思いますし、最初買うには勇気がいると思いますが、美味しいです。そして、10台湾元(38円)でこの味はコスパ良すぎです。よくジムの帰りや小腹空いたときに食べたりしています^^
- コーヒーなどのカップ飲料
台湾でも、カップ飲料が販売されています。その場で作られたコーヒーやラテを飲むことができます。紅茶やフルーツティー、期間限定で様々な飲料が提供されています。冬に温かいゆず茶を頼んだことがありますが、最高でした。
- 多くのコンビニで飲食コーナーが設置されていること
どこのコンビニも大抵がテーブルと椅子が用意されていて、イートインできます。
コンビニがカフェ代わりになります。
コーヒーを買って、打ち合わせの待ち時間に利用したりできます。食事も可能ですので、とても便利です。
日本のコンビニはすごすぎて勝てない、
でも、台湾のコンビニも良いところたくさんです♪
【ここどうにかならない!?台湾③】バスやタクシーの運転
思わず足に力が入ってしまう恐い運転
こちらは、台湾に遊びに来たことがある方は、経験がある方が多いと思います。
そうなんです、バスやタクシーで運転が荒い方が多いということです。
バスでいえば、
- まだ停車していないにも関わらずバスのドアを開けたり、
- 未だ降車していないにもかかわらずバスが発車したり、
- ブレーキが急すぎる
というのはよく見る荒さです。
タクシーの運転もそうです。とにかく荒い、車線変更を繰り返し、まるでレーサー気分の運転手にも遭ったことががあります。
そして、そりゃそうだ、、、ですが、タクシーの事故、バスの事故もしばしば見ることが事実です。
子供がいる私としては、タクシーやバスを利用する時はもちろん、外にいる時においても安全運転は心がけてほしいです。
荒いタクシー・バスへの対策
こちらも社会全体の見直しがなされない限り、全てを解決するのは難しいです。
外にいる時は、事故に遭わないよう気を付けるほかないと思います。
他方で、利用するという点では選択の余地があります。
バスについては、荒めの運転手かどうかは乗車時にわかったりします。バスがまだ停まっていないのにドアを開けるバスについては注意した方がいいでしょう。
また、タクシーについてですが、タクシーの見た目で古い・汚いというのは荒かったり何か問題がある可能性が高いです。
そして、タクシー配車アプリ「55688」や「Uber」は、誰が運転するか、また乗客の評価記録が残ることもあり、比較的綺麗で安全運転であるケースが多いです。
台湾のタクシー事情と、「55688」や「Uber」の紹介、おすすめの利用方法については、こちらの記事で全て解説しています。興味がありましたら見てみてください。
【ここどうにかならない!?台湾④】住宅の建付け
住宅の建付けについては、中と外で2つお話します。
建物の「中」もう一歩行き届いていないんだよなあー
私は、台湾に移住にしてからずっと賃貸ですが、一度引っ越しも経験しています。
どちらの家も言えることは、あと少し行き届いていたら、もうちょっと配慮してほしいな・・・です。
- シャワールームやバスルームの水はけ
- コンセントの位置
- この電球、普通交換できないだろう(高すぎる、変にこだわった作りになっている)
- どうして、ここにクーラーつけた? こことここ、2つクーラーいる?
- 他方で、どうしてこちら側はクーラー付いていない
- 少しだけおしゃれだけど、こんなこぼれやすい洗面所のシンクある?
- シャンデリアが頭にあたる位置
- どうしてここ、棚にしちゃった?
- この棚、カバーいらないのになあ、開け締めしにくいカバーだなあ
など。大きな不満とまでは行かないのですが、
もうちょっと行き届いていれば、と思ってしまうことが正直多々あります。
そう、ここで気づくのは、またもや日本の素晴らしさなんですよね。
ユニットバス、徹底されたコンセントの位置、交換まで配慮された電気系統、効率的に部屋を冷やすための空調設計、機能面も重視されたシンク、至るところ、細部に渡って、日本の住宅の設計というものは考えられていると気づきます。
東京にマンションを借りて住んでいた時も、高級なマンションというわけではなかったです。ただ、至るところに日本の技術があったと海外に移住してから気付かされました。
建物の中の建付けへの対策
ここは、家探しの段階でいかに気付けるか、そして、おそらく完全な日本のクオリティを求めることは困難と思いますので、どう妥協するかかと思います。
住居探しのポイントは、この建付け部分にもいくつかあります。私は住んでから後悔したタイプでして、これから家探しされる方、そんな思いはさせたくないです、こちらの記事もぜひ参考ください。
リアルに危ない建物の「外」
もう一つは、建物の外。台湾には、古い建物がたくさんあります。また、建物の外に室外機などを取り付けることも多いです。ここで気を付けたいのは、上からの落下物です。
- 建物の外壁
- 室外機付近の部品
- その他ベランダからの落下物 など…
本当に危険です。
外を歩く時の対策
さきほどのタバコ編でも出てきた「騎樓 Qílóu」。
外を歩く時は、なるべく騎樓 の中を歩くことをおすすめします。
残念なことに、外からの落下物で大けがをされた方、亡くなられた方もいます。
細心の注意を払いましょう。
【ここどうにかならない!?台湾⑤】バイク
歩道でも注意しなければならない、バイク
- ⚠ 多い
- ⚠ 荒い
- ⚠ 危ない
台湾のバイクの特徴は、まずこの3点と言いざろう得ません。
とても手頃で、免許も取りやすく、車ほどお金もかからない、
台湾人のポピュラーな乗り物です。
バイクの買い替えにあたっての補助金があったり、GOGOROなど、画期的な電動バイクも出てきて安定して乗っている方は多いです。
手頃で便利なのはわかります、
でも
ルールとマナーは守ってほしい
- スピード違反、蛇行運転はやめてほしい
- 歩道で走るのはやめてほしい
- 駐車マナーも守ってほしい
実際、特に車とバイクの事故は頻繁に見ます。
一日に複数回見たこともあります。
連続3日間見たこともあります。
多いです。
台湾の交通事故
🔢 台湾交通事故統計(中国語)
台湾の交通事故による死亡者は、2020年では全国で約3千件、人口約5倍の日本の約2千8百人を上回る結果となっています。
また、車・バイクのみならず、電車・バスといった公共交通機関の事故が起きていることも事実です。2021年に起きたタロコ号の脱線事故をはじめ、過去の重大事故の状況はこちらにまとめています「【台湾 事故のリスク】4月2日の台湾鉄道の事故、これまでの事故を振り返る」。
まさに、生活をする上で、ここはなんとかならないものか…という点になります。
さて、交通事故の主要な原因にもなっているバイクに話は戻しますが、とにかく、ルールとマナーは守ってほしいです。
特に、私は子供がいますので、歩道を走ってくるバイクに非常に危険な思いをしたことがあり、つくづくルールは守ってほしいと思います。
残念ながら、台湾のバイクマナーは悪いです。
本人は大丈夫と思っているのでしょうが、周りはとても恐い思いをしています。
バイクへの対策
まずは、気を付ける!です。
これだけ、バイクに乗っている人がいるので、もはやアンコトローラブルです。
たた、唯一言えますのは、日本と同じように考えない方がいいということです。
台湾の外では、交通の安全により一層気を付けるべきです。
- 赤信号でも横断歩道でも、右左よく確認して渡る
- 横断歩道を渡るときも、運転手が気づかないケースがあるので、なるべく目立つようにする(手を挙げる、運転手にこちらが渡るという目くばせをする、夜は目立つ服の方がいいなど)
- 歩道を歩く際も、道路際を歩かない
- 台湾は正直なところ、人・歩行者よりも、車両・バイク優先となってしまっている部分もあり、横断歩道でも歩行者優先なんて思わないこと
ごくごく当たり前のコトですが、台湾では必要以上に気を付けることをおすすめします。
海外移住でよく見受けられる後悔!でも台湾だと大丈夫!?
あれ?台湾の後悔ってこんなもの?って思った人もいるかもしれません。
この5点は、海外移住でよく聞く後悔・悩みかと思います。
- 治安・医療への不安、生活インフラの問題
- 語学の問題
- 日本の家族や知人に会えない
- 日本食が恋しい、日本のモノが欲しい
- ビザや居住権更新の問題・強制帰国の問題
ところが、台湾ではどうでしょうか?
詳細は、こちら「【海外移住-台湾】メリット・デメリット【対策を含めて】 」を参考頂ければと思いますが、以下、ポイント記載します。
1.治安・医療への不安、人種差別や生活インフラの問題
⇒台湾は、治安は非常に良く(むしろ今は日本より良いという声もよく聞きます)、また、世界基準で医療レベルも高いです。
また、台湾にも多くの移民がいます。そしてアジア初の同性婚合法化国ということで、人種・性別、さまざまなダイバーシティの受容度が高い国と言えます。
2.語学の問題
⇒日本語や英語ができる台湾人も多く、公用語である中国語が全然できなくても暮らせているという日本人は多いです。
もちろん、台湾で中国語はできた方が生活をする上で便利ですし、台湾人との接点・コミュニケーションが増え、情報量等増えると思います。
そして、中国語ができれば、世界での活躍の場も圧倒的に広がります。最初の勉強方法を含めて、こちらの記事「【これから語学なら中国語】学ぶ日本人は少ない!最初の勉強方法を紹介!海外移住に備えよう」が参考になります。
3.日本の家族や知人に会えない
⇒台湾は、日本ら台北であれば、わずか3-4時間の距離。
東京から日本の地方都市の方がむしろ遠いことも…。
コロナウィルスの関係で渡航制限が生じていますが、他の海外移住ではなしえない距離感で、いざ、日本に戻りたい時は非常に便利です。
逆に日帰り出張ができるほど近いと、嘆いている日本人駐在員がいるほどですね。
4.日本食が恋しい、日本のモノが欲しい
⇒台湾人も日本が大好き。
日本のチェーン店はじめ、日本のレストランはたくさんあります。日本企業が多く参入しており、台湾のものより少し高くなりますが、日本のモノは比較的手に入りやすいです。
5.ビザや居住権更新の問題・強制帰国の問題
⇒日本人であれば、ノービザでも90日は滞在可能です。
ビザの取得・居住権の更新も他国に比べると比較的容易です。
最新の状況は、こちらの記事「【2021年台湾移住ガイド完全版】」で確認しましょう。
というわけで、台湾では、日本人が海外移住した時の後悔や悩みが極めて少ないというのが特徴なのです。従って、上記では記載していないというわけです^^
【ここはどうにかなる!?】よく聞く後悔「給与・収入」←ホント!?
台湾に移住して、よく話に出る後悔や台湾のここが嫌だというのは、「給与が低い」という話です。
確かに台湾の平均給与は日本よりも低いですが、これはあくまで平均の話です。
果たしてその中身はどうでしょうか。
台湾のおカネ事情・給与や賃金事情の中を見てみると必ずしもそうとは限りません。
さらに、結局、この「給料が低い」というのは、職の選び方を間違っているケースや、転職についてちゃんと検討できていないケースがよく見受けられます。
台湾の場合は、この「台湾 × 日本人 × ある程度のスキル・経験」によって台湾人の平均よりはるかに高い給与を獲得することができます。
また、結局、税金を加味することで日本にいた時よりも手取りが増えるというケースも多いです(こちらで実際に大解剖しています⇒日本VS台湾の給料「手取り」徹底比較【うそ⁉こんなに差!】)
台湾の給与実態と日本人が台湾で好条件の職を獲得するためには、こちらの記事を参考にすると良いです。適切な相談相手を見つけて理想の職をGETし台湾移住を達成しましょう。
この他にも参考になるはず!
台湾のみならず、海外移住の失敗要因をまとめた記事はこちら「【海外移住をなめてはいけない!】失敗しやすい5つのコト【対策も/台湾なら?】」をご参考ください。海外移住の失敗要因、例、そのうえで、どうしたら良いかを記載しています。
台湾の企業って変わっているなあ、という部分はいくつかあります。後悔まではいきませんが、台湾で現地採用を狙っている方は、こちら「❔【ここがヘンだよ!台湾企業!】転職前にも知っておきたい特徴【慣習・法律も】」あらかじめ押さえておくと良いでしょう。
【ここどうにかならない!?台湾】まとめ
まとめ
今回のまとめとして、
【ここどうにかならない!?台湾】まとめ
- たばこのマナー
- 地球最強生命体G
- タクシー・バスの運転
- 住居の建付け・あと一歩の設計
- バイクの運転マナー
- 番外編として:乳製品・タマゴの値段、コンビニのラインナップ
反対によくある後悔と聞く給与事情
⇒しかし、【ここはどうにかなる!?】として記載しました。
日本も台湾も素晴らしい
今回正直に、ここなんとかなれば。。。という点でお話をしました。
しかし、今回お話した一部については、
私が日本人として、こちらの期待によるもの、期待しすぎというところもあります。
また、台湾に住んでみて初めてわかる日本の素晴らしさってたくさんあるんですよね。
日本だと・・・
- いたるところに喫煙所や喫煙スペースが設けられている街づくり
- 地球最強生命体Gが少ないし、対策グッズが半端ない
- 安定した都営バスの運転手さん(元々東京出身で利用していた都営バスにしました)
- 細部まで行き届いた住宅の設計
- 手軽に牛乳、ヨーグルト、チーズ、たまごが食べられる
- 尋常でないほどクオリティの高いコンビニ商品のラインアップ、これはもう世界一です
日本は本当に良い国です。
こんなに恵まれた国はないと思います。
他方で、台湾に住んでみて日本のことで気づいたこともあります。
もっと若者が政治や日本そのものに興味を持つべき(投票率の観点から言っています)、
同じ国民としてもう少し互い理解しあってもいいのでは(特にご年配の方と若者の関係)
など
私たちの未来、子供達のことを、もっと自分のこととして考えていくべきということなんだと思います。
台湾は元々日本に統治されていました、元々は同じ国です。
互いにもっと歩み寄って、
互いの欠点を補いあいあう関係が築くことができたら、
互いにとっても素晴らしい未来につながると信じています。
台湾も日本もとても素晴らしい。
より素晴らしい明日につながることを願っています。
台湾でもっと豊かな人生に!
今回の記事は、台湾移住をして、なんとかならないのか!というテーマでしたが、今回のテーマの元となっている【2021年版 海外移住-台湾】メリット・デメリット【対策を含めて】の方も是非ともご参考ください。台湾移住・台湾生活のメリットもたくさんありますし、こちらの方が強いので。
また、今回の記事をお読みいただき、「えっ!?台湾移住・台湾生活で嫌なことってこんなもん???なら、海外移住にも興味あったし、台湾も検討してみようかな…」という方は💡【海外移住先選びに絶対必要】おすすめは自分の中に【私はこうして台湾を選んだ】はおすすめ記事です。
その上で、本格的に台湾移住を検討されるのであれば、完全ガイドを用意しています。コロナ禍で渡航制限には注意が必要ですが、移住の準備は早くからしておくことが望ましいです!
台湾移住して良かった。私は、心から思っています。
台湾に移住して、豊かな人生に近づいたと思っています。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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【海外移住にあたって参考となった書籍(一部ご紹介)】
海外移住の検討にあたってはいろいろ読み漁りました。今も海外移住関連の本は読んでいます。世界が今後、どうなっていくかわからないですからね。本のコスパは最強。2,000円前後で重要な知識を身につけられるので。おっ!と思ったら、私はいつも即ポチっとです ♪
💡 移住者たちのリアルな声でつくった 海外暮らし最強ナビ アジア編
💡 日本を脱出する本
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