一度きりの人生…より豊かにするには…
学ぶこと、それは成長。それが人生をより長く楽しむ重要なコト
こんにちは、TJ-ブリです。
さて、いきなりですが、人生って必ず終わりがあるものです。
残念ながら、遅かれ早かれ人生は終わります。
時間は万人に平等に流れています。この流れに逆らうことは今の科学ではできません。
しかし、その時間をどう使うか、どう感じるかはその人次第です。
では、たった一度きりの人生、どうにかしてより充実したい、豊かなものにしたい、楽しみたい、そのためにはどうしたら良いのか…?
人生の時間をより長く楽しむために重要なコトの一つ、それは「成長」を感じるということだと思います。
私は、いつまで経っても、70歳になっても100歳になっても、「成長」し続けたいと思っています。
これが人生を生きるエネルギーになりますし、なによりも成長をしている実感は生きている証と思っています。
また、成長、学びがあれば、当然年収、給与・賃金の増加にもつながります。
結果として、人生に成長、学びがあることは、万人に平等に流れる時間であったとしても、中身は二倍、いやそれ以上に充実するでしょう。
さて、今回は、台湾で成長できる5つのコトとなります。
台湾で何を学べるのか?
私は、台湾に来て良かったと思うことの一つに、ここ台湾で多くのことを学ばせてもらっていることがあります。日々学ぶことで成長を実感しています。
台湾という国は、本当に面白く、深い… この環境に移住という形で飛び込んだ私は正解だっと確信しています。
私が台湾で学んでいるコト、それを5つの科目で言いますと、
①語学 ②経済 ③道徳 ④建築・美術 ⑤歴史 です。
内容としては、以下です。
- ①台湾の公用語である中国語
- ②まだまだ伸びる経済成長
- ③台湾人の道徳心・民度
- ④建築・アート・デザイン
- ⑤逆境・不屈の精神、歴史の流れを目の当たりにできる
もちろん、台湾では、これ以外にもたくさん学べることがあります。
今回は厳選5点ということでお話します。
【台湾で学ぼう】語学(中国語)
大きなチャンス!中国語ができる日本人は極めて少ない
1つ目は、なんといっても語学、台湾の公用語である中国語です。
意外に知らない方も多いですが、台湾の公用語は、中国語の中でも最も多くの人に利用される北京語・マンダリンです。
中国大陸と比べ、多少単語や発音が異なるところがありますが、コミュニケーションは問題ありません。
台湾の公用語である中国語は世界で通じるのか?
台湾の中国語と他の国の中国語については、こちらが参考になります。
さて、では、世界で最も利用されている言語は何か。
答えは、「中国語」です。
文科省統計によりますと、世界言語使用ランキングで、中国語(北京語)は10億人を超え、2位の 英語5億人の2倍以上となっており、大きく引き離しています。
中国語は、中国大陸だけでなく、シンガポールでも公用語ですし、マレーシア、インドネシア、多くの場所で中国語を利用することができます。中国が欧州、中東、アフリカへの経済振興を進めていることから、中国語を利用できるエリア、人口はどんどん増えています。
その一方で、中国語を話せる日本人はどうでしょうか?
日本では、英語は学校の授業に入っているため学ぶ人が多いものの、中国語を学ぶ人はまだまだ少ない状況です。
この状況どう感じますか?
私は、今から語学を始めるなら絶対に中国語をおすすめします。
中国語の習得を進める理由は主に以下の通りです。
- 世界で最も利用される言語であり、一気にコミュニケーション可能な人口が増える
- 新たに多くの人と話すことで、同様に多くの新たな価値観を得ること・知ることができる
- ネットワークの幅も増え、新たなビジネスチャンスも増える
- 世界経済において、中国を始めとした中華圏の躍進がすさまじい
- AIが発達していると言えど、自分の口で話すことは重要で、血の通った、人間味のあるコミュニケーションを図ることができる
- その一方で、日本人で中国語を習得している人は極めて少ない
- 中国語を習得している日本人の仕事の求人は確実に引く手あまたの状況で多くのチャンスがある。つまり、年収の大幅アップも可能
こんなにわかりやすい大きなチャンスはない。
でも、日本人は文化として「和」が重んじられるからか、どうしても皆がやっていること(英語)の方に走りがち、でも、もう日本人で英語ができる人は多いんですよね(←これはこれで、英語はできて当たり前になっているわけですので、英語を否定するわけでないです)。
だからこそ差別化を図るには、世界で最も利用される中国語を学習することが大きな付加価値を生み出してくれるわけです。
中国語を学ぶ上で気を付けたいこと
中国語を学ぶことが大きなチャンスであることを理解して頂けたと思います。
そして、台湾の公用語は中国語ということで、台湾に住んでいれば、大いに学習できる環境にあります。
しかし、台湾に住めば中国語ができるようになるか?
それだけでは中国語は使えるレベルまで上達することはありません。
何よりも中国語を使わないと上手くなりません。
台湾には日本語や英語ができる方も多く、また、日本人も多く住んでいる。環境次第では全く中国語を利用しなくても生活ができてしまうのです。せっかく台湾に住んでいるにも関わらず、中国語を習得しないことは損です。
台湾人の人は、よく理解できないと「ああ!?」と言います。これが、語学学び始めの人にとっては恐怖ですが、彼ら彼女らに聞いてみると、悪気があるわけではないようで、単に習慣に過ぎません。
勇気をもってどんどん話して行きましょう。
とは言いつつも、では、どのように上達させるべきか?
最初は、まずはやはり自分で少し勉強してからが良いです。
基本的な発音と、多少のボキャブラリーを習得してから次のSTEPにいくことが良いでしょう。
その後は、語学教室に行く、オンライン学習を続ける、そして、台湾人の友達・知人を作ることで中国語は飛躍的に伸びると思います。
また、台湾において中国語を勉強するにあたって、超幸運なことは、多くの台湾人が日本のことを好きということです。つまり日本人にも興味を持ってくれるわけです。
したがって、台湾人の知人や友達が非常に作りやすい環境にあります。
あとは、素直に付き合いたい人と付き合っていきましょう。気づいたら日常会話は全く問題なくなっていると思います。
多くの人が日本を好きでいる、それだけでもうれしいですが、中国語を勉強するという環境でもこんなに恵まれた環境は、世界で台湾だけでしょう。
海外移住検討者は参考にしてほしいですし、現在台湾に住んでいる方については、活かすも活かさないもあなた次第です。
中国語を学ぶ重要性、最初の勉強方法については、詳しくはこちらの記事にまとめていますので、是非合わせてお読みください。
【台湾で学ぼう】経済成長
よくばりたい!経済の成長と共に学び、そして年収アップを!
海外移住にあたって、その国の経済状況については気にすべきです。
「学び」という点では、成長している企業で働くこと、または成長した経済環境の中で働くことには得るものが多く、面白いものです。
どうして経済成長するのか、どうして儲かっているのか、そして、儲かっている企業は前向きで元気で明るい…いろいろとあります。
また、経済が成長している、儲かっている環境で働くことの意義として、「年収・給与・賃金のアップ」が図れることです。当たり前ですが、儲けがあって初めて給与に反映されます。
これも生活する上でとても大切なことです。
日本では、「失われた20年」、「失われた30年」の可能性と言われるよう、残念ながら長きに渡り経済成長が止まっています。GDP成長推移をみると一目瞭然です。
IT、テクノロジーが大きく発展したこの20年、他方で日本の経済成長が止まっている事実を知った時、正直驚愕でした。
ほかの先進国は大小あるにしても成長を続けており、悔しくも日本はすでに経済大国の地位が危ぶまれています。「安い日本」と言われるようになってしまったのも、経済成長も理由としてあげられるでしょうし、不景気な環境はストレスの増加、犯罪率の増加に起因し、つらい現実がつきつけられています。
台湾の経済成長は安定、2021年以降は大きく成長傾向!!
では、台湾の経済成長はどうでしょうか。
結論から言うと、高くはないものの安定成長を続けています。
そして、世界的なIT、スマホ・通信技術の発達から、台湾の主要産業である半導体及び関連産業の需要が高まり、現状は、経済成長は著しいです。
世界一の半導体産業国、台湾
台湾経済をけん引している半導体及び関連企業についてはこちらでまとめています。世界がIT・デジタル化しており、知っておいて損はない知識となります。
2021年のGDP成長率は+5%~6%が予想され、2022年以降も続くことが見込まれています。
台湾企業の成長が目まぐるしい点、こちらでビジネスをしていると肌で感じることが多いです。半導体、及び関連産業は絶好調で、世界のニュースを賑わせています。
また、台湾にはベンチャー企業はじめ小さな企業がたくさんあります。ITサービスを中心に若者も経済発展に貢献しているように思います。
最近では、台湾企業が日本を含む海外企業買収の案件も増えました。
EMS大手の鴻海(ホンハイ)がシャープを買収、ファウンドリー大手のUMCが富士通の半導体事業を買収したことは記憶に新しいです。他にも日本企業が買われる案件は増えています。
台湾企業の元気の良さを象徴しています。
なお、台湾は元々日本に興味があるため、日本でのビジネスチャンス、リーズナブルなチャンスについては狙っているわけで、台湾から日本への投資案件も増えたのだと思います。
またそもそも台湾は国土も小さく、人口も2,300万人強と多くないので、経済成長のためには世界に売り込んでいき、世界に進出するほかありません。
そのため、政府は国際化政策を強めています。例えば、教育制度もバイリンガル教育(中国語・英語)が徹底化され、台湾全体が国際化の流れが進んでいます。
今後の台湾経済成長を支えるバイリンガル教育と国際化
台湾はさらに経済成長をするため、国際化を推進しています。特に教育については最も力をいれている国策の一つです。最近では政府指定のバイリンガル教育学校(中国語・英語)が増えました。今後、すべての学校がバイリンガル教育校になる予定で進んでいます。子連れ家族での台湾移住を考えてみたい方は、こちらの記事が参考になります。
台湾という小さな国ではありますが、
台湾の経済成長、そして、それを支える台湾の政治、文化、教育制度、これらを目の当たりにできることは貴重な経験となります。
そのため、身をもって台湾の成長を感じる、そしてどのように成長するのか、これは自分自身の経験と学習にもなるわけです。
確かに、近年の台湾の経済成長が著しいです。ただ、その中身は台湾の主要産業である半導体及び関連する電子部品等の産業に偏りがあります。つまり、すべての業種が好調なわけではなく、業種でばらつきは大きいです。
コロナウィルスの影響もあって、観光業、旅行業、ホテル・飲食などに対する影響は小さくなかったですよね。
そうですね。
その結果、業種別でも給与の差は大きく、また、富裕層との格差も広がる一方。
日本でも同じ問題に直面していますが、台湾も同様、資本家はますます強くなり、さらに格差が広まる傾向です。
台湾政府の今後の政策も気になるところです。
実際に台湾の年収・給与って?業種別で給与の差ってどう?
台湾の経済を業種別で見るにあたって、その業種別の平均給与・賃金は参考になります。台湾経済の業種別の傾向と特徴が出ているのではと思います。
また、その中で、台湾現地で日本人が採用されるとどの程度の年収・給与となるか。
これも台湾に住む日本人としては重要なことです。
経済に関して、年収や給与については、こちらで丸わかりです。合わせてチェックしてみましょう。
【台湾で学ぼう】台湾人の道徳心・民度
礼節・マナー・ルールを守ること 世界では普通のことではない
この台湾人の道徳心や礼節については、私は台湾に移住してから本当に学ばせてもらったところです。
まず、台湾人は、高い道徳教育を受けていると感じます。
道徳という抽象的な言葉ではありますが、
礼節、マナー、ルールを守る、日本人から見ても非常に高い道徳心を感じます。
私は世界で一番ではないかと思います。
- 混雑する朝、エレベーターで人がしっかり並ぶ
- エスカレーターで(基本は右端に)寄って利用する
- タクシー乗り場、電車、など整列して乗車する
- 挨拶がきっちりしている
- 人とのコミュニケーションを大切にする
- ギブ&テイクがしっかりしている。
- ギバー(Giver)が多い
台湾の方は人と人のつながりを大切にするため、そのため人とのコミュニケーションを好み、また礼節を重んじると言えます。
近所でも、おでかけした時でも、遠くに旅行した時も、様々なところで見知らぬ台湾人と会話をしてコミュニケーションが生まれます。
ある日の台湾人とのやり取り こういうことが日常茶飯事
例えば、最近、夕飯の副菜を買いに、近所の台湾ローカル料理店に初めて訪れました。私は息子と2人でした。
店主っぽい台湾人の方から、買いに来た私を見るやいなや多くの質問。
- 「日本人ですか?」
- 「日本のどこから来たの?」
- 「コロナウィルスで日本に帰れなくて大変だね?」
- 「どれくらい日本に帰国していないの?」
- 「今日は店内で食べていく?」・・・・
これに対して、私が「持ち帰りで家で家族と食べるよ」と答えると、店主は店の奥に引き下がりました。
すると、頼んだ料理とは別に「仙草」というデザートを私にくれました。
「うちの看板メニューのデザートだから、家族で食べなね。」と。「ぜひまた来いよ~」という言葉も添えて。
とても愛想が良く、気持ちのいいコミュニケーションです。素直にまた来たいなと思いました。
同時に、小さい頃、日本にて、近所の店や飲食店の店主と親が楽しそうに話をしているのを思い出します。
台湾では、このようなやり取りは日常茶飯事です。
日本人の私たちが忘れてしまった!?深い学びです
他方、気づいてみたら、日本、特に東京は、こういうやり取りがずいぶん減ったのではないかな~と感じます。
台湾は、1895年~1945年の50年間、日本に統治されていました。つまり、昔は日本でありました。この時、台湾は日本人から受けた教育、インフラ整備等、感謝の意を抱いている方が多いです。
從って、特に日本に対しては特別な思いがあり、日本人に対して好意的なのです。台湾が親日と言われる理由の一つはここです。
台湾人の道徳心・民度の高さは、日本人が生活をする上ではとても気分が良いものと思います。マナー・ルールを守る、これは世界では当たり前のことではありません。
台湾人は、日本人以上に道徳心があり、礼節がしっかりしていると感じられます。人と人のコミュニケーションも非常に円滑で気分のいいものです。
私は改めて勉強させてもらっています。この点は、人として、最も大事なコトと思っています。人は一人で生きていけない、支え合って、助け合って共存しています。台湾で、改めて人とのつながり、その基礎となる道徳心を学んでいます。したがって、今回5選に含めました。
なお、この点については、私は台湾移住において大きなメリットと確信しています。
台湾人の民度の高さ以外にも、台湾移住のメリットはありますが、そのメリット(及びデメリットとその対策も)についてはこちらの記事「【2021年版 海外移住-台湾】メリット・デメリット【対策を含めて】」でもまとめています。
【台湾で学ぼう】アート・デザイン
台湾の街を歩いていますと、特徴的なことに気づきます。
それは、非常に面白い、変わったデザインの建物が多いことです。
住宅、マンション、商業ビル、商業施設など、特徴的なデザインがしばしば目につきます。
もちろんランドマーク、美術館、博物館なども面白いデザインのものが多いです。
台湾は、特徴的なデザインの建物がたくさん
いくつか紹介しましょう。
台湾で一番高級なマンション(台北)
博物館・美術館色々
奇美博物館(台南)
https://www.chimeimuseum.org/
台湾南部の高雄「美麗島 (Měilì dǎo)」駅構内
台北101タワー
毎年恒例の年始1月1日0時から開始される101タワーの花火
最初見た時は驚きました!タワーから花火が発射されるって、ほんとスゴイです。
例年5-6分ほどの集中砲火です。一見の価値ありです。
ほかにも台湾を歩くといろいろと…
新生×八徳交差点 新ビル in 台北
Syntrend 三創生活園區 in 台北
台湾はデザイン・アート教育が進んでいる
特徴的なデザインの建物が多い台湾。
建物の中、広告、公共の機関でも、面白いデザインはたくさんあります。その理由が、台湾には学校のみならず、多くのデザインやアートを学べる機会や施設があるからです。
台北では、一般人でも入館可能なデザイン・アート系の施設として以下が有名です。
台湾では、通常の文系・理系のような大学までの進路のほか、専門技術を学ぶコースに進む方が多く、それぞれ名門校があります。
そのうち、専門技術の学校には、建築やアートで有名または徹底して学ぶことができる学校も多くあります。そのため、デザインやアートを勉強している方の人口比率は世界でも相対的に高いのだと思います。
私は、たま~に美術館とか博物館に行ったりするのですが(子連れで行くことも多いです)、台北にあるデザイン・アートの施設に行くことも好きです。
特に上記で挙げました「松山文創園区」「TAIWAN DESIGN MUSEUM」は私の好きな場所です。
台湾のみならず、時期によって世界からも様々なイベントが開催されます。とても面白いです。
🖼 松山文創園区
元々、学校であった校舎等を改築してデザイン・アートのイベント施設にしています。様々なオシャレなお店も出店しており、観光地としても楽しめます。
松山文創園区内に、誠品デパートもあります。
ここの誠品デパートは、よりデザイン・アートにこだわったデパートとなっており、他の店舗とちょっと違います。ここもおススメですよ。レストランやカフェもありますので、休憩もできます^^
松山創園区内の誠品デパート外観。ホテルも併設されています。
台湾の建物の耐震について
- 住居については、デザインは美しく・すごいものの、耐震性は大丈夫かな?と心配もあると思います。私も最初は心配しました。
- 日系の建設会社の社長に聞いた話も踏まえますと、台湾では1999年の台湾中部南投の大地震以降、耐震基準が見直しされ、建物・住居の耐震構造が改善されています。台湾も地震の多い国ですので、この耐震基準改定以降は、大きな地震でも問題のない構造になっています。
- しかし、台北を見渡してみればわかるように、古い建物が多いです。つまり耐震基準の見直し前の建物が未だ多い状況なので、そこは課題が残る部分です。
- なお、台湾の住居・住まい選びに当たっては、建物の構造しかり、色々と課題があります。こちらの記事「【2021年版 もっと早く知りたかった!】台湾の住宅環境と住居選び 」が参考になりますので失敗のない住居選びを!(私は失敗経験者です…)
台北で「teamLab」の期間限定イベント開催!
- 日本発、世界でも有名なデジタルデザインを手掛ける「teamLab」のイベントが、2022年2月28日まで台湾教育科学館@台北にて開催されました。
- その名も「teamLab 未來遊樂園」
- こちらに特集記事があります。
- イベントの様子、チケットの予約方法、アクセスなど、詳細がありますのでご参考ください。
- また開催してほしい!!!
【台湾で学ぼう】歴史の流れの中で
そもそも台湾とは…台湾が歩む道
台湾は国なのか?
中国との関係で、世界的には認められないことがあります。
現に、台湾は国際連合に加盟できておらず、また他の国の外交に制限がかかることが多いです。
詳細はこちらの記事「【台湾を知る】なかなか説明できない台湾という場所」を参考にしていただければと思いますが、この時に苦しいとも取れる状況に、台湾は果敢に立ち向かっています。
アメリカ、日本、中国に挟まれながら、外交だけでなく、自国の立ち位置が揺るがぬよう懸命に対応しています。
一歩一歩が歴史になります。
例えば、最近では、日本との間にようやく租税条約が締結されました。国と国の経済を円滑にするためには税の取り決めが必要となりますが、2017年までは日本台湾間で取り決めがなかったのです。
この結果、二重課税が発生したり、これに対して両国で協議する仕組みもなかったわけです。
租税条約の概要含めて、台湾の税金はこちら「【誰でもわかる台湾の税金】わかりやすく把握【移住・ビジネスでは必須】」でもわかりやすくかつ簡単に解説してます。ご参考ください。
最近では
コロナウィルス禍では、台湾は、いち早く対策を講じ、2020年は見事に封じ込めに成功しました。世界で最もコロナを封じ込めた国でしょう。
しかし、台湾では、ワクチンが輸入できないことが問題になり、なかなか本質的な解決ができずにいました。
様々な国との交渉、また、日本を含むいくつかの国からの寄贈によって、なんとかワクチンが普及してきました。
これも歴史の1つと思います。
苦しい状況にも関わらず、不断の努力を通じて封じ込めに成功した台湾の姿は、台湾に住む人達の記憶に刻まれるもの、世界史でも語られる大きなことでしょう。
台湾のコロナウィルス対応のすごさについては、私独自の視点も交えてこちら「【台湾から学ぶ】コロナウィルス拡大に対する台湾政府の懸命な対応【人生・ビジネスにも通ずる対応】」に記載しています。我々が生きていく上でもビジネスでも大きく役立つものと思います。本当に学びの多いものとなりました。
台湾人の政治に関する関心の高さ、自分達で国を守る強さ
コロナ対応も、政府の方のみならず、台湾人自らが国を守る姿勢が徹底されたと見ます。
そもそも、台湾人は自国の政治に対して非常に熱心です。例えば、選挙。最近では、2020年の総統選がありました。投票率は75%。海外に住む台湾人もわざわざ投票のために台湾に戻ってくる人も多くいました。
さらに最近では、高雄市長の罷免(リコール)選挙についても、多くの高雄市民が投票日はわざわざ高雄に戻り投票に向かいました。
正直なところ、日本人の私からすると考えられない光景でした。
どうしてか?どうして、そこまでして選挙に熱心なのか?
この質問に対する台湾人の回答はシンプルです。
台湾人は、自国に対する思い、自分たちで国を守るという思いがとても強いと感じます。そのため、選挙に行くのも当たり前のことなのです。
一つのエピソードとなりますが、私も日本人として、改めて勉強をした瞬間でありました。
これからも台湾人は自分の国を思い、そして一歩ずつ歴史を作っていくでしょう。苦しい立場にありながら、台湾が懸命に世界に向かっていく姿、歴史を作っていく姿は、とても感慨深く、応援したい一心です。これを目の当たりにできることは、私は一つ幸せな環境にいると思っています。
まとめ
今回は、人生をより豊かにする「台湾で学べる5つのコト」を紹介しました。
①中国語
②まだまだ伸びる経済成長
③台湾人の民度
④アート・デザイン
⑤逆境・不屈の精神、歴史の流れを目の当たり
学ぼうと思えば多くのことを学べるこの台湾の環境、価値観を広げること、直面している課題に向かうこと…。これによって、成長があると私は思いますし、さらには、根本的に収入をアップさせる根源は、そこから養われる人間性と価値観です。
台湾に移住して本当に良かったと思っています。
台湾は日本人にとってもとても住みやすい国です。
これから海外移住、台湾移住を検討する方は、合わせて台湾に住むことのメリットとして考えてもらえればと思いますし、台湾に既に住んでいる方は、新しい学びの観点があったら幸いです。
台湾移住について検討したい方は、こちらを参考にすると良いでしょう。
台湾移住を実際に行う方法についてはこちらで全部まとめています。
>💡 【2021年台湾移住ガイド完全版】全部解決!台湾移住実行の基礎
移住のキーの一つは、好条件の職と安定した収入かと思います。
日本人であれば、台湾で良い職を勝ち取ることができると思います。適切な方法で対応しましょう。
>🏢 【台湾で転職】日本人が現地採用で勝つための秘訣【移住への大きな一歩】
移住してからの生活費・生活コストも大事だよ~、という方、こちらで一人・二人・家族別でそれぞれ生活コストをまとめています。生活イメージが湧くはずです。他にないまとめ方ですので、参考になると思います。
>💰 【台湾の生活コスト】必見!1人、DINKs、子持ち家族を全て公開!
今回は以上となります。
台湾で一緒に学びましょう!
我們一起加油(一緒にがんばりましょう)!
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