【台湾台北 子供の幼稚園どうする?】安心して我が子を預けたい【今後を踏まえる】

👪 台湾で子育て

台湾で日本人が幼稚園に通うならしっかり考えておきたい

こんにちは、カオルコです。

カオルコ

私は、台湾に移住してから2人の子供を台湾台北の現地の幼稚園、そして現地の小学校に通わせています。

台湾移住前は、子供を日本(東京)の保育園にも通わせていました。

日本人のママ友、台湾人のママ友もいますので、日本人学校、台湾現地校、インター、色々な観点で話できると思います。お役に立てば幸いです。

今回は台湾の幼稚園についてです。

  • 台湾の幼稚園の概要・特徴
  • 日本語ができる幼稚園はある?他にはどんな種類があって、費用はどのくらいかかるか?
  • 日本人の児童の場合、台湾の幼稚園選びはどうすればいいか?
  • 幼稚園選びで気を付けること
  • 人気校は見学すらお断りも!?どうしたらいい?

子供にとって初めてての外での教育、幼稚園。とても大事ですよね。後先のことをしっかり考えて、また、大切な子供を丁寧に見てくれる幼稚園を選びたいものです。

今回は、このようなお悩みを解決したいと思っています。

台湾の幼稚園の概要

台湾の幼稚園の種類

台湾の幼稚園は、公立、私立、またインターナショナルがあります。台湾公立幼稚園は、完全中国語での対応となります。そのため、現地台湾人向けとなります。

今回は、台湾において外国人である日本人の子育てでは、私立かインターの二択になってくると思いますので、この二つを中心に記載します。

また、今回は、子供の将来に則した幼稚園選びがテーマです。

具体的な幼稚園の紹介については、私の住む台北の幼稚園を中心にお話します。

現地公立幼稚園なら…

  • こちらの台湾教育部のサイト「全國教保資訊網のサイトが便利です。
  • 地図から選ぶこともできます。
  • 日本語ができる幼稚園も含まれていますので必要に応じて検索してみてください。

いつから幼稚園に入れる?学級はどう分かれる?

台湾の幼稚園は、通常、2歳中旬から入学することができます。
また、幼稚園の学級は、幼幼班、小班、中班、大班の4つの級に分けられます。
それぞれ9月スタート制です。

麦一

日本は、4月から新学期が始まる4月制なので、ここは大きな違いですね!

ブリ

2020年、コロナが拡大した時、日本も世界に合わせて9月制にしようか?というのが議論になりましたね。
結果的には、小学校~大学、大学院といった学校のみならず、就職、政府関連規定の変更など、影響が多いことから結局変更はなされませんでした。

カオルコ

アメリカ、欧州はじめ世界の多くが学校は9月制です。

そのため、もし、台湾から海外留学・海外学校への編入というと流れはスムーズですが、日本への帰国にあたっては半年間ズレが生じますので注意が必要です。

 

🌟 幼稚園の学級について

  • 幼幼班(ヨウヨウバン):2歳中~(幼稚園によっては3歳~)
  • 小班(シャオバン):3歳中~
  • 中班(ジョンバン):4歳中~
  • 大班(ダーバン):5歳中~
  • なお、6歳中~は小学校一年となります。
    9月制なので、日本より半年早く小学校が始まります。

幼稚園の教育・特徴

幼稚園の教育カリキュラム

幼稚園のカリキュラムによっても異なりますが、どこも学習とお楽しみの時間が含まれ、また美術・音楽・ダンス・運動といった授業が入っていることが通常です。日本の幼稚園と大きな差はないと思います。また、食後はお昼寝です。台湾には小学校以降もお昼寝の時間があるのが一般的です。

日本と異なる点としては、どこの幼稚園も英語教育に力を入れる傾向にあることです。
これは、台湾政府がバイリンガル教育を推奨しているためです。台湾では、政府主導で、小学校以降の学校において、「雙語(シュアンイー)」と呼ばれるバイリンガル指定校を徐々に増やしており、2030年までに全ての学校にバイリンガル教育を導入することを明言しています。そのため、幼稚園から英語教育も盛んということになります。

カオルコ

台湾に来てから、子供を現地の幼稚園、小学校と通わせていますが、予想以上に国際意識、国際化意識が高いという印象です。幼稚園にネイティブの英語の先生がいることも珍しくありません。

「雙語(シュアンイー)」含めた台湾の小学校、及び台湾の小学校の選び方についてはこちら「【台湾在住。子供の学校どうする?】目的別に小学校選びの不安を解消」が参考になります。

【台湾台北 子供の学校どうする?】目的別に小学校選びの不安を解消
子供連れの家族にて台湾移住、台湾駐在した場合に直面することが、子供の学校選び。日本語で対応できるのか?子供へ中国語を学ばせたい、英語を学ばせたい、一体どのように選択していけばいいか?今回は、「小学校」に焦点を当てて、学校選びについて徹底解説します。この記事で台湾の小学校の制度と日本人にとっての選択肢が整理できます。

幼稚園の特徴

私の子供は、日本の東京で公立の認可保育園にも通っていました。親目線で、日本と台湾を比べると、台湾の幼稚園には以下の特徴があると言えます。

  • 台湾の幼稚園は圧倒的に衛生的。台湾の幼稚園含めた施設では、施設内の消毒が義務付けられています。
  • 消毒制度が徹底しているため、また、台湾の多湿の気候からか園児の風邪が少ない(日本の保育園では、風邪を引いた園児、鼻が出た園児が年中いる印象でした…うちの子供もよく風邪がうつっていましたが、台湾に来てからは一度もありません…なんと。。。と思いました)
  • 先生の教育、園児の管理はなかなかしっかりしている
  • 幼稚園バスは、一律黄色で統一されている(とてもわかりやすい)
  • 幼稚園の数が充実しており、待機児童はいない(台湾は共働きが一般的という事情もあるでしょう)

日本語ができる幼稚園・インターナショナル・モンテッソーリ

さすが親日国の台湾、日本語ができる幼稚園が結構ある

次の進路(小学校)を見据え、エリア別で考えたい幼稚園

台北はもちろん、新竹、台中、高雄といった主要都市にも日本語が可能な幼稚園があります。
但し、日本語のレベルはまちまちです。日本人の先生、日本人の補助者がいる、日本語ができる台湾人の先生がいる、幼稚園によって状況は異なりますが、他の国に比べると日本語対応可能な幼稚園の数は多いということになります。

台北の場合、後先の進路(小学校)を考えて、大きく2つのエリアで考えると良いでしょう。

一つは、天母エリア。このエリアは、古くから日本人含む外国人が住むエリアとして有名で、日本人学校(小学校・中学校)及びアメリカンスクール・ヨーロピアンスクールがある影響もあり、今もなお日本人含めて外国人が多く住むエリアとなっています。

その他の台北エリアにも、日本語ができる幼稚園、またはインターナショナル幼稚園がいくつかあります。

幼稚園をエリアで考えておくべきことには理由があります。

それは、日本人学校は天母エリアにしかないこと、そして、台湾の現地の公立小学校も人気校があり自由に選ぶことができないことです。

台湾に短期滞在で子供の進路が日本人学校しかない場合はあまり考える必要はありませんが、比較的長期、または移住の場合は、教育レベルの高い台湾現地校の選択もあると思います。しかし、公立であっても人気校の場合は競争が激しいこと、そして、その競争は外国人の場合は基本的にどこに住んでいるか(居留証の住所)を基準に学区が分かれているため、最初からエリアを考えておくことが必要です。

台北にて、日本語が可能な幼稚園の紹介

※幼稚園名称の()書きは通称です。

🌟 天母エリアの幼稚園:日本人含めて外国人が多く住むエリア

全体的に、台北市のその他のエリアの幼稚園より、幼稚園の面積が広いのがまず特徴となります。日本語ができる幼稚園は主にこの3つの幼稚園が有名です。

  • 🏫 博如日本幼兒園(ひろか)
    ほぼ完全な日本の幼稚園。日本人の先生、日本の児童から日本及び日本語の教育が徹底されます。日本人学校を見据えて入園される方が多いです。
  • 🏫 心愛幼兒園(しんあい)
    こちらも天母エリアで、日本語ができる幼稚園で有名です。日本語ができる台湾人の先生もいますので、日本人児童さんと台湾人児童も多くいます。
  • 🏫 好來幼兒園(はおらい)
    こちらも天母エリアでは有名です。日本語ができる幼稚園なので、日本人の児童もいますが、台湾人児童のウェイトが高い傾向です。

🌟 その他の台北エリアの幼稚園

全体的に幼稚園の校舎の面積が狭いです。運動のクラスは、近くの公園を利用して対応するというのが一般的です。幼稚園のカリキュラムはどこもしっかりしている印象です。

  • 🏫 幼苗白百合学園国際幼稚園(しらゆり)
    信義区MRT信義安和駅付近の幼稚園です。幼稚園自体は広くないですが、目の前に公園があり、公園で運動する時間がります。日本人の園長さんです。土曜日に学研の補習塾も開催しているので、日本語を補いたい日本人児童家庭が利用したりもしています。
  • 🏫 臺北市私立友愛幼兒園(ゆうあい)
    MRT永春付近の幼稚園です。日本語ができる台湾人の先生を中心とした幼稚園なので、日本語のウェイトは下がり、台湾人の児童が多いです。
  • 🏫 臺北市私立童欣幼兒園(とんしん)
    台北市内の日本語ができる幼稚園でよく名前があがるものの一つです。園長はじめとして、日本語ができる台湾人の先生が中心ですが、日本人のサポート先生もいますので、日本人と台湾人の児童の割合が同じくらいです。松山空港の近くです。
  • 🏫 臺北市私立菁英幼兒園(じんいん)
    温厚な台湾人の園長先生を中心に、日本語のできる台湾人の先生が何人か、また、日本人サポーター先生がいる幼稚園です。台湾人の児童にも人気の幼稚園で、日本人と台湾人の児童は半々くらいです。ネイティブ講師の英語の授業も定評です。場所はMRT忠孝新生駅付近で、仁愛路から少し入った高級住宅エリアです。

なお、台湾の首都台北に住む場合で、子供がいらっしゃる日本人の方の多くは、小学校で日本人学校を選択されることが多いです。そのため、それを見越して、天母エリアに住み、上記の博如(ひろか)日本幼兒園、または心愛(しんあい)幼兒園に入り、日本人学校へ進学されるケースが多いです。

英語中心で幼稚園を考えたい

インターナショナル幼稚園の選択肢で、英語教育に特に力を入れたい方が選択しています。
私の知人で、奥様が日本人、旦那様がヨーロッパの方が、今後、英語教育も必要なので利用されています。

 

 

モンテッソーリ教育を考えたい

台湾でもモンテッソーリ教育の幼稚園は人気が高まっています。私の台湾人の知人もモンテッソーリ幼稚園に通わせている方は何人かいます。

モンテッソーリ教育とは?

The Montessori method of education is a system of education for young children that seeks to develop natural interests and activities rather than use formal teaching methods. It was developed by physician Maria Montessori. It emphasizes independence and it views children as naturally eager for knowledge and capable of initiating learning in a sufficiently supportive and well-prepared learning environment.
https://en.wikipedia.org/wiki/Montessori_education

モンテッソーリ教育とは、イタリアの医師マリア・モンテッソーリによって推進された子供が生まれながらに持つ自身の学び育っていく力を養うことに重きを置く教育方法です。この教育方法においては、先生はもちろん、学ぶ環境も大事と言われます。

台湾にもモンテッソーリ幼稚園がいくつかあります。

台北蒙特梭利幼兒園(「Ms.Lam/mi Casa」)が有名で、天母のほか、信義、新生などのエリアにも分園があります。

  • 🏫 台北蒙特梭利幼兒園
    天母エリア以外にも分校があるので、エリアの融通が利きやすいことが言えます。モンテッソーリ幼稚園の中でも有名です。

モンテッソーリ幼稚園は、台湾でも人気が出ていますが、学費がかなり高いので、台湾の富裕層が通わせる傾向にあります。台湾人の児童が多く、日本人以外の外国人の児童はいますが、全体的に日本人の児童は多くないと言えます。

台湾の幼稚園の費用

さて、幼稚園の費用についてです。

①「註冊費(Zhùcè fèi)」、②学費、③その他(交通費など)が発生するのが一般的です。

註冊費:要は登録費用で、施設利用料などの基本費用となります。毎月の支払いでなく学期(半年)や3~4ヶ月ごとといった一定タームで発生する費用です。

学費:毎月発生し、授業料、教科書、食事代といった費用が含まれます。

その他:諸種あります。幼稚園の送迎バスを頼む場合の交通費、遠足などのイベントがある月のイベント費用など。

台湾の公立、日本人学校、インターナショナル、モンテッソーリ幼稚園の費用をそれぞれまとめると以下の通りです。費用は、あくまで平均です。幼稚園によって差がありますので、実際は幼稚園にご確認ください。んー、日本語のできる幼稚園でも相当程度高額ですが、圧倒的にモンテッソーリ幼稚園が高い傾向ですね。

<単位:台湾元> 一般公立・私立 日本語 インター モンテ
註冊費/半年 5,000-10,000 15,000-35,000 30,000-54,000 120,000-145,000
学費/1ヶ月 3,000-10,000 13,000-18,000 15,000-25,000 20,000-30,000
交通費/1ヶ月 1,000 1,500-2000 2,000-2500 2,500-3000

※1台湾元=4円

 

幼稚園の長期休暇で学費は返金してもらえる?

日本の感覚だと、基本的に返金はしてもらえないものと思っていました。
しかし、台湾に住む日本人の場合、旧正月・春節の連休、中秋節の連休など、日本に帰国するなど一定期間、幼稚園を休暇することがあると思います。
台湾の幼稚園の場合、学費については日割りで計算して返金してくれることが多いので、ちょっぴりうれしいです(註冊費は定額ですので、返金されないことが大半と思います)。

 

幼稚園選びで考えたいコト それは子供の次の進路

台湾の幼稚園選びでキーになることは、特に台湾にどの程度いるか?その後はどうなるか?
まずは親の事情で決めることになろうかと思います。

その上で、特に子供言語教育環境、今後の進路を考えることになるでしょう。

駐在員など期間限定の場合 ⇒日本語教育に力を入れたい

駐在員など日本に帰国することが決まっているなど台湾滞在が限定的となる場合、日本語教育に特に力を入れることが良いと思います。そのため、日本語ができる幼稚園が推奨されるでしょう。

幼稚園のうちから外国語教育に力を入れたい!と思う方も多いですが、まずは、論理的思考を行う第一言語を定着させることが子供の脳の成長、今後の教育の点で望まれます。

>>>【台湾でバイリンガル教育】基本は母国語 自ら本を読む子へ【生涯重要なスキル】

また、台湾人のいる幼稚園では、少なからず中国語の授業があります。そのため、中国語は身に付いていきます(但し、子供が小さいうちに日本に帰国した場合、わりとすぐに忘れてしまうことが言われます)。

台湾に長期間滞在する可能性が高い場合 ⇒バイリンガル教育を考えたい

私のような台湾移住者など台湾に長期滞在する場合は、日本語と中国語のバイリンガル教育を考えることになるでしょう。

通常選択肢としては、台湾人の先生のいる日本語のできる幼稚園で良いと思います。繰り返しになりますが、中国語の定着は早いですが、日本人家庭であれば日本語、つまり母国語についてはしっかり学習するべきです。

こちらの記事「【子供が生まれる前に考えておきたい】海外移住の日本人夫婦/国際結婚別の言語教育」を参照ください

【子供が生まれる前に考えておきたい】海外移住の日本人夫婦/国際結婚別の言語教育
海外移住、または国際結婚における子育てにおいて大事な言語教育。 日本で日本人家庭が育てる普通の場合と大きく異なることを認識しないといけません。 日本人夫婦か、もしくは国際結婚(つまりハーフ)か、でも対応が異なり、今回は様々なバイリンガル教育の本や自身の体験を踏まえて、この点をまとめました。

また、台湾移住前・幼稚園入学前に、さらに考えておきたいのは、次の進路である小学校です。繰り返しになりますが、公立小学校は学区制です。人気校は抽選となり、なかなか入れません(住んでいる長さで決まる)。

外国人が台湾で住む場合、学校は住む場所で決まります。私も台湾に移住し、家選びをした後に色々と知って後悔したので、移住前・学校や幼稚園を考える前に見ておきたい記事がこちら「【2021年版 もっと早く知りたかった!】台湾の住宅環境と住居選び」です。

日本人学校であれば、天母エリアの選択肢となりますが、その他狙っている小学校に応じて住むエリア含めて検討しておくことが望まれます。

日本語ができる幼稚園で検討をすすめることになると思いますが、中国語の定着は早いです。この時、日本人夫婦家庭であっても、日本語教育がおろそかにならないように気をつけましょう。

バイリンガル教育の本は色々読んできましたが、子供の脳の成長にとっても大事なので、本サイトも活用いただきつつ、少なくとも一冊は読んでおいた方が良いです。

 

その他 英語教育に力を入れたい・別の海外に行く可能性など

インターナショナルやモンテッソーリ教育も視野に入ると思いますが、やはり前提としては、母国語は何か、その教育は問題ないか、を念頭に置いたうえで検討するべきです。

また、インターの難点はコストです。特に小学校以降のインターの費用は相当高額となります(こちらの小学校選びの記事でもまとめています)ので、富裕層であれば問題ないですが、将来のコスト計画も検討しましょう。

また、台湾台北における生活費については、家族ごと含めて、こちらの記事にまとめています(【台湾の生活コスト】必見!1人、DINKs、子持ち家族を全て公開!)。

バイリンガル・トリリンガル教育

私の知人で、日本人の母、アメリカ人の父で、台湾移住している方がいます。母国語を英語に置き、そして、中国語を使いつつ、インターナショナルスクールに通わせています。
まさにトリリンガルです。が、言語教育には相当苦労されています。
家庭では英語がメインの言語で母国語の位置づけ。そして、母から最低限の日本語教育を実施。幼稚園は中国語と英語。毎日、多くのドリルをこなしており、決して楽なものではないと思います。
しかし、お子さんが三ヵ国語を巧みに操るところを見ますと素晴らしいなと思います。

幼稚園入園にあたって これだけは絶対にチェック!

絶対に欠かせない幼稚園の見学 ここは見ておこう!

幼稚園の入園にあたって、必ず見学に行かれることと思います。
幼稚園の授業を少し見ることができれば良いのですが、授業が終わった後や休日の見学となることも多いです。

大切な子供を預ける幼稚園です。目の行き届いた教育・管理がなされるかどうかは、幼稚園の見学において様々なところに表れると思います。以下については、チェックしておきましょう。

幼稚園見学にあたってのチェックポイント

  • ✅ 施設の充実度:本や教育ツールの充実度、遊べるところや園庭など
  • ✅ 施設の衛生面:幼稚園内、園内設備のチェックのほか、トイレを借りてみましょう。トイレには衛生状況が集約されることが多いです
  • 園長先生とは必ず会っておきたい:できれば日本語ができる先生を交えてお話もして人柄を見ておきたいです。
  • ✅ 幼稚園のカリキュラム:時間割が貼ってあることが多いので、ホームページ通りの情報か、期待通りのカリキュラムかなどをチェックしましょう
  • ✅ その他:先生の雰囲気、幼稚園の雰囲気(児童がいる時に見学できるとなお良し。その場合は、児童の表情、児童と先生が接触している感じをよくみておきましょう。)

見学の予約は電話のみでOKのところが多いです。
なお、中国語ができない方は、いきなり電話は緊張しますよね。以下、参考ください。

你好。(我要參觀)日文可以嗎? 

  • 読み方:Nǐ hǎo. (Wǒ yào qù cānguān,) rìwén kěyǐ ma?
  • 意味:こんにちは。(見学に行きたいのですが)日本語いけますか?」

日本語ができる幼稚園であれば、その後、日本語ができる先生、日本人の先生に電話を変わってくれると思います。

入りたくても入れない幼稚園も

私立の幼稚園は、学区はありませんが、幼稚園には児童の人数制限・キャパシティがあります。

人気の幼稚園はいっぱいとなっている可能性もあり、電話をしても受付を断られる可能性があります。

さらに、人気の幼稚園は、児童の人数の上限に達していなくとも、ある程度バッファーを残して運営しているところもあり、入園を断るケースも多いです。

そんな時に必要なのが「紹介」です。すでに入園されている方からの紹介があって初めて見学及び入園を許可してもらえることがあります。

カオルコの子供の幼稚園予約・入園の体験談

  • 私も色々幼稚園を見に行きましたが、そのうち、まさに希望した幼稚園の一つに人気幼稚園がありました。
    最初、この幼稚園へ見学希望の電話を入れた時、「今は入園を受け付けていない」とお断りされてしまいました。
    その後、たまたま、先に台湾に住んでいる友人が、その幼稚園に子供を通わせているということを聞きました。そのため、見学を断られた話をしました。
    そうしたら、その友人がその幼稚園に話をしてくれたのです。
  • 後日、再度幼稚園に電話をして、その知人の紹介であることを話しました。すると、あっさり見学を許可してくれました。結果的に、施設も幼稚園の雰囲気、先生の雰囲気も良かったので、その幼稚園に入園をさせることになりました。
  • 人気の高い幼稚園は、特に幼稚園の良い雰囲気を維持し、そして児童をとても大切にします。幼稚園側としてもある程度は児童及び親御さんを見ており紹介であれば比較的安心ということで、入園に制限をかけているのだと思います。

 

台湾の幼稚園選び【まとめ】

台湾の幼稚園選びのまとめです。

  • 台湾には日本語のできる幼稚園が多い
  • インターナショナル・モンテッソーリ幼稚園もある
  • 幼稚園のコストは相当程度高い
  • 今後の台湾の滞在期間、今後の子供の小学校の進路を考慮して幼稚園を選びたい
  • この際、重要なのはまずは母国語。その上で第二言語、インターナショナルといった幼稚園を考慮に入れたい
  • 幼稚園の入園にあたって、見学をしよう
  • 特に園長、先生、幼稚園の雰囲気、施設の状況はしっかりチェックしたい
  • 大切な我が子をちゃんと見てくれるのか、上記幼稚園見学のチェックポイントを把握し、施設内の様々ところをよく見ておこう
  • 人気のある幼稚園は、電話だけだと断られる可能性もあるので、「紹介」を利用しよう

以上となります。

子供にとっての最初の外での教育となる幼稚園選び。とても大切ですし、海外、台湾では色々と悩まれる方も多いと思います。今回の記事が、皆さまの幼稚園選びに少しでもお役に立てたら幸いです。

 

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